水冷キットの新製品では、EK Water Blocksの360mmラジエーターモデル「EK-AIO Elite 360 D-RGB」が登場している。価格は3万1000円強だ。12cm径のアドレサブルRGBファン「EK-Vardar S」を6基備えており、27mm厚のラジエーターの表裏に3基ずつ配置できるのがポイント。LEDとファン回転数の制御ができるハブ「EK-Hub」も付属する。
オリオスペックは「表と裏にファンがあっても内蔵できるPCケースが増えていますし、EKの水冷を導入したいという人に刺さるかなと思いますね」と語る。TSUKUMO eX.も「EKの水冷キットとアドレサブルRGBファンキットがセットになったと考えると、案外お値打ちといえる価格設定かなと思います」と評価していた。
また、DeepcoolからもアドレサブルRGBファンを搭載した水冷キットが売り出されている。360mmラジエーターの「GAMMAXX L360 A-RGB」と、240mmラジエーターの「GAMMAXX L240 ARGB」で、価格は順に1万4000円前後と1万円前後となる。
「アドレサブルRGBファン搭載の水冷キットは各社から登場していますが、これはかなり戦略的な価格ですね。自社の(水枕のみアドレサブルRGBを搭載した)CASTLEシリーズより安くて驚きました」(TSUKUMO eX.)
続いては、電源ユニットのニューフェースを見ていく。
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