2〜4TBのM.2 PCIe 4.0 SSDが相次ぎ登場、徐々に浸透中古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ)

» 2021年02月01日 14時00分 公開
[古田雄介ITmedia]

 サムスンから登場したのは「980 PRO」シリーズの2TBモデル「MZ-V8P2T0B/IT」だ。2020年10月に登場した1TB/500GB/250GBモデルに遅れて登場したシリーズ最大容量で、シーケンシャル読み出しは毎秒最大7000MB、同書き込みは毎秒最大5100MBとなる。価格は4万8000円前後(税込み、以下同)だ。

「980 PRO」2TBとCorsair「MP600 CORE」2TB&4TBがデビュー

 入荷したTSUKUMO eX.は「(980 PROと同じく読み出し毎秒最大7000MBをうたう)Western Digitalの『WD_BLACK SN850』は初回から2TBが登場していたので、980 PROもようやくという感じですね。ブートドライブを大容量化させたり、ストレージをM.2に絞ったりする構成も増えているので、順調に売れていて驚きはない感じですね」と淡々と話していた。

980 PRO サムスン「980 PRO MZ-V8P2T0B/IT」のパッケージ
980 PRO 新たに追加された2TBモデル

 また、Corsairからも PCIe 4.0接続の「MP600 CORE」シリーズが登場している。ラインアップは4TBと2TBで、価格は順に7万8000円前後と3万8000円前後だ。高速モデルや水冷モデルもそろえる「MP600」グループのエントリーシリーズで、4TBモデルの速度はシーケンシャル読み出しで毎秒最大4950MB、書き込みで毎秒最大3950MBとなる。

 パソコンSHOPアークは「M.2スロットはSATAより少ないので、多少高くなってもゼロSATAでいきたいという人には大容量は魅力です。2TBを中心に売れていきそうですね」と話していた。

MP600 CORE Corsair「MP600 CORE」シリーズ

 ただし、3カ月前の高速&大容量SSD人気の勢いは若干落ち着いてきたとの声も聞く。あるショップは「最初にコア層が飛びついてある程度満たされたのと、今はCPUやグラフィックスカード不足でPCが組みにくい側面もあるでしょうね」という。真に一般化するのは、PCパーツ全体の流通が回復した後のことかもしれない。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年03月29日 更新
  1. ミリ波レーダーで高度な検知を実現する「スマート人感センサーFP2」を試す 室内の転倒検出や睡眠モニターも実現 (2024年03月28日)
  2. Synology「BeeStation」は、“NASに興味があるけど未導入”な人に勧めたい 買い切り型で自分だけの4TBクラウドストレージを簡単に構築できる (2024年03月27日)
  3. ダイソーで330円の「手になじむワイヤレスマウス」を試す 名前通りの持ちやすさは“お値段以上”だが難点も (2024年03月27日)
  4. 「ThinkPad」2024年モデルは何が変わった? 見どころをチェック! (2024年03月26日)
  5. ダイソーで550円で売っている「充電式ワイヤレスマウス」が意外と優秀 平たいボディーは携帯性抜群! (2024年03月25日)
  6. 次期永続ライセンス版の「Microsoft Office 2024」が2024年後半提供開始/macOS Sonoma 14.4のアップグレードでJavaがクラッシュ (2024年03月24日)
  7. 日本HP、個人/法人向けノート「Envy」「HP EliteBook」「HP ZBook」にCore Ultra搭載の新モデルを一挙投入 (2024年03月28日)
  8. サンワ、Windows Helloに対応したUSB Type-C指紋認証センサー (2024年03月27日)
  9. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  10. レノボ、Ryzen Threadripper PRO 7000 WXシリーズを搭載したタワー型ワークステーション (2024年03月27日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー