先週はサムスンの新しいSSD「980 PRO」シリーズが複数のショップで話題を呼んでいた。1TB/500GB/250GBの3モデルがあり、価格は順に2万5000円前後と1万6000円前後、1万円前後となる(税込み、以下同様)。
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2019年2月に登場した「970 EVO Plus」に続く、同社のM.2 NVMe SSDの最新モデルで、PCIe 4.0をサポートし、シーケンシャル速度が大幅に向上したのが特徴だ。1TBモデルで比較すると、シーケンシャルリードは毎秒3500MBから7000MBに、同ライトは毎秒3300MBから5000MBにいずれも上がっている。
入荷したパソコンSHOPアークは「PROシリーズの系譜でみても、(2018年5月発売の)970 PROの2倍かそれ以上にアップしています。NANDが2bit MLCから3bit MLC(TLC)に切り替わって、パフォーマンス重視の仕様になった感がありますね」と話していた。
この高速化を受けて、オリオスペックはHighPointのRAIDカード「SSD7505」に980 PRO 1TBを4枚装着してRAID 0のベンチマークテストを実施。シーケンシャルリードが毎秒25GB、同ライトが毎秒19GBのハイスコアをたたき出したという。
同店は「PCIe 4.0の帯域を堪能できるカードですね」と高く評価する。モデルごとの人気は1TBモデルが他を圧倒しているそうだ。
次に、トレンドが続くキロワット級電源の動きを追った。
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