次はGeForce RTX 3090! そして訪れるキロワット時代古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ)

» 2020年09月21日 16時30分 公開
[古田雄介ITmedia]

 速報の通り、NVIDIAの新GPU「GeForce RTX 3080」を搭載したグラフィックスカードは入荷したら即座に売り切れるという状況が続いており、方々のショップから「久々のキラーアイテム」との評価が聞こえてくる。

定格1650WのATX電源「DA1650」が店頭に並ぶ

 そして人気の退潮を待たずして、9月24日にはシリーズ最上位の「GeForce RTX 3090」を搭載したカードも投入される。ドスパラ秋葉原本店などは既に深夜販売イベントの実施を告知しており、こちらも盛り上がりそうだ。

ドスパラ秋葉原本店 深夜販売を告知するドスパラ秋葉原本店のツイッター

 これらの反響は、他のパーツの売れ行きにも影響を与えているという。RTX 3080の発売前から人気のVGAサポートステイの他、大型のカードが余裕を持って挿せるフルタワークラスのPCケースの注目度も増しているといった話を複数のショップで聞いた。中でも耳にしたのは、大容量電源の売れ行きが増加しているとのコメントだ。

 ドスパラ秋葉原本店は「キロワット電源が売れるようになりましたね。当店でも1200Wなどのラインアップを増やすようにしています」と話していた。TSUKUMO eX.も「NVIDIA公式でカードの消費電力はRTX 3080で320W、RTX 3090で350Wですからね。電力的には10年前のGeForce GTX 480以来のブレイクスルーになるでしょう」と大きな基点になると見る。

ドスパラ秋葉原本店 ドスパラ秋葉原本店の電源ユニット売り場。大容量モデルの注目度が高まっている

 そのような中、SilverStoneからは定格1650WのATX電源「DA1650」が登場している。価格は5万9000円弱(税込み、以下同)だ。80PLUS GOLD認証を取得したフルプラグインタイプで、奥行き180mmのボディーに135mm径のファンを搭載する。なお、一般的な国内の家庭用コンセントにつなぐ場合は、最大1500W出力となる。

DA1650 SilverStone「DA1650」

 次に、レガシーインタフェースを備えたマザーボードを見ていこう。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月21日 更新
  1. 「こりゃ買えないわ」の声――ついに30万円突破の128GB DDR5メモリも (2025年12月20日)
  2. 3COINSで1万6500円の「10.1インチ タブレット」を試す 雑に扱える手軽さで、子供や大人の2台目に検討の価値アリ (2025年12月20日)
  3. Thunderboltがあればメイン環境を持ち歩ける? 「ThinkPad P14s Gen 6 AMD」と外付けGPUユニットを試してみた (2025年12月19日)
  4. 香港と深センのPC向けメモリ/ストレージ価格はどうなっている? 日本の状況と比べてみた (2025年12月19日)
  5. ナカバヤシ、小型トラックボールを内蔵した薄型ワイヤレスキーボード (2025年12月19日)
  6. PC版「ホグワーツ・レガシー」の無料配布が間もなく終了 累計販売4000万本突破、“ハリポタ”舞台のオープンワールド・アクションRPG (2025年12月18日)
  7. Steamで2025年最後の安売り「ウインターセール」開催中! 恒例の「Steamアワード」も投票開始 (2025年12月19日)
  8. 電源内蔵で配線がスッキリする「エレコム スイッチングハブ EHC-G08MN4A-HJB」が17%オフの4980円に (2025年12月18日)
  9. スマートホーム“ガチ勢”向け「SwitchBot AIハブ」を試す 映像内の“出来事”をトリガーに家電操作できるAIカメラ実現 (2025年12月15日)
  10. メモリは64GBキットを断念する空気感――128GBは何と20万円前後に (2025年12月13日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー