NVIDIAのGeForce RTX 3080は「GeForce RTX 30シリーズ」に属するGPUの第1号であり、RTX 3090とRTX 3070の中間に位置する。搭載カードは各社からオリジナルファンモデルが10万円弱〜11万円強(税込み)で投入されたが、どこのショップも初回入荷分は販売直後に売り切れの状態となっている。
深夜販売を実施したパソコン工房 秋葉原BUYMORE店やドスパラ秋葉原本店、TSUKUMO eX.は元より、18日の通常営業からの販売を実施していた店舗も同日の昼を迎える頃には棚が空になっていた。
多くのショップが反響の大きさに驚いていた。ドスパラ秋葉原本店は「入荷数は20〜30台程度でしたが、その3倍くらいのお客さんが集まりました。RTX 20シリーズからの性能アップがものすごく、また(後日登場する)上位のRTX 3090は価格と電力がハイグレード過ぎるということで、RTX 3080の即買いを決めていた人が多かったみたいですね」と話していた。
TSUKUMO eX.も「新型コロナもあって深夜販売イベントはなかなか打てなかったですが、RTX 3080の注目度の高さから実施しました。お客さんの熱気もすごくて、ああ戻ってきたなと思いましたよ」としみじみ振り返る。
どこのショップも再入荷の目処は立っていないとのことで、パソコンSHOPアークは「狙うなら少し遅れて入ってくるであろう未入荷のモデルということになるでしょうね。それも、すごい取り合いになるんじゃないかと思います」という。
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