自作PCパーツを使った完成品PC(いわゆる「BTOパソコン」)を取り扱っている一部のPCショップにおいて、完成品PCの受注を停止したり、納期が遅延したりといった事象が発生している。PCパーツ(特にメモリやストレージ)の値上がりを受けた“駆け込み需要”が発生し、注文の処理や部材の調達に影響が出ていることが原因だと思われる。
この記事では、12月22日時点で分かっている主な情報を紹介する。
Sycom(サイコム)では、注文が殺到したことを受けて、12月16日17時頃から19日15時頃まで受注を一時的に受注を見合わせていた。
現在は受注を再開しているものの、納期が通常よりも長くなることが告知されている。
ヤマダデンキのPCショップ「TSUKUMO(ツクモ)」では、注文が想定を上回っていることから、自社のeX.computer/G-GEARブランドのBTO PCの受注を一時的に見合わせている。
直販サイトには、2025年内発送分の受注を終了した旨も掲載されており、受注が再開されたとしても年内に入手することは難しそうだ。
マウスコンピューターでは、12月16日付で一部製品に「販売停止」「出荷納期遅延」が発生する見込みであることを告知している。
このことを受けてか、同社では12月19日に購入前の相談窓口が混み合っている旨の告知を追加で行っている。この告知では、出荷日が未定となっている商品が出てきている旨も触れられている。
マウスコンピューターが一部製品を販売停止/出荷遅延の見込み 2026年1月以降に「価格改定」も実施
香港と深センのPC向けメモリ/ストレージ価格はどうなっている? 日本の状況と比べてみた
「こりゃ買えないわ」の声――ついに30万円突破の128GB DDR5メモリも
相次ぐPC向けメモリ/ストレージ価格の“高騰” 台湾・台北は日本と比べてどうか調べてきた
さようなら「Crucial」――Micronがコンシューマー向け製品事業から撤退 販売は2026年2月まで継続Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.