NVIDIAの新型最上位GPU「GeForce RTX 3090」が9月24日22時に販売解禁となった。RTX 3080と同様、複数のショップが深夜販売を実施。多くのユーザーを集め、翌日の通常営業で販売を開始したショップでも在庫切れが相次いでいる。
初回に登場したのはASUTeKやZOTAC、MSI、ギガバイト、玄人志向、Palit Microsystemsなどの製品で、価格は20万円強から24万円弱(税込み、以下同様)だ。いずれもオリジナルクーラーを採用しており、3スロット分の空きを必要とする。補助電源は8ピン×2のモデルが多いが、MSI「GeForce RTX 3090 GAMING X TRIO 24G」は8ピン×3構成となる。
パソコンSHOPアークは「かなりのお客さんに集まってもらいました。ただ、価格が価格なので『RTX 3080が買えなかったからこっちを』みたいな人はいませんでしたね。消費電力もサイズも大きいですし、ウルトラハイエンドを求めるまた別の層の人に響いている感じがします」と話していた。オリオスペックも「RTX 3090は研究室を含む法人需要も目立ちますね。個人で普通にゲームするだけだと、なかなかフルの性能を引き出せないところもありますから」という。
そういった事情から、同じ枯渇状態でもRTX 3080カードよりは比較的早めに入手性が改善されるのではとみる向きが多い。ドスパラ秋葉原本店は「供給ペースにはそこまで差がありませんが、需要の絶対数はRTX 3080の方が確実に大きいですからね。今週もいくつかのモデルが遅れて登場しましたが、即売り切れになりましたから」と読む。
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