Let's noteシリーズの共通した特徴である豊富なインタフェースも健在で、別途変換アダプターやドックなどを必要とせず新旧の環境に適応できる。
USB PD(Power Delivery)に対応するThunderbolt 4(USB Type-C)を2基搭載していることに加えて、HDMI出力やアナログRGB出力(D-Sub 15ピン)、有線LAN(1000BASE-T対応)、SDメモリーカードスロット(UHS-II)など、最近のPCでは省かれることが多い端子も装備している。
通信機能は、1000BASE-T対応の有線LAN、Wi-Fi 6E対応の無線LAN、Bluetooth 5.1を標準装備している。プレミアムエディションの評価機は4G LTE対応のWWAN機能も標準で装備する。ラインアップには5G対応モデルも用意されている。
ハイブリッドワークで重要なリモート会議向けの機能が充実しているのも特徴だ。パナソニック コネクト独自の通話品質向上機能「COMFORTALK」によって快適な音声通話を実現している他、AIセンサーを活用したセキュリティ機能も備える。
Webカメラは約207万画素で、独自のカメラ効果も適用できる。自動で明るさを調整してくれる「明るさ補正」、背景をぼかす「背景ぼかし」、顔の位置を中心に近づくよう映像を補正してくれる「顔位置を補正」といった機能がある。
マイクについては、リモート会議のスタイルに合わせた集音性能の最適化や、AIノイズキャンセリング、音声認識の強化などが用意されている。ボディーの底面に内蔵された大型のボックス型スピーカーは、高い音圧を音割れなく再生でき、複数人で会議に参加する場合にもスムーズに会議を進行できるだろう。
セキュリティ機能については、顔認証と指紋認証両方に対応する他、AIセンサーを活用した機能も搭載している。離席を検知して画面の輝度を落としたり、PCをロックしたり、のぞき見を検知して画面をぼかしたりしてくれる。外出時、カフェなどで仕事することがあるアクティブなビジネスパーソンには心強い機能だ。
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