プロナビ

約1kgで12.4型の2in1 PC「Let's note QR4」は高い完成度のモバイルPCだった(1/4 ページ)

» 2023年09月05日 12時00分 公開
[マルオマサトITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 6月に登場した「Let's note QR4」は、パナソニック コネクトのビジネスモバイルノートPC「Let's note」シリーズに加わった12.4型フリップ液晶ディスプレイ搭載のモバイル向け2in1 PCだ。従来の「Let's note QV8」(2019年10月発売)の後継にあたる。

photo Let's note QRは、12.4型フリップ画面を搭載する新型の2in1 PCだ。マルチなスタイルで活用できるモダンなビジュアルのボディーにパワフルな性能、先進機能を備え、頑丈さなどレッツノートならではの伝統も受け継ぐ

 先行してラインアップに加わっている「Let's note SR3/SR4」同様、旧来のLet's noteとは一線を画すモダンなデザインを採用しており、「Let's note SR4」の2in1 PC版ともいえる製品だ。

 タブレットスタイルやスタンドスタイルなどマルチなスタイルで活用できるボディーは約1kg(最小0.964kg)で、Intel最新の第13世代Coreプロセッサによるパワフルなパフォーマンスと、ハイブリッドワーク向けの先進機能を備えるのも魅力だ。

 同社の直販サイト「Panasonic Store Plus」で販売される「プレミアムエディション(CF-QR4SSCCP)」ベースの実機を入手したので、その実力を探っていこう。

スリムで上質感のあるボディー

 Let's noteといえば、明るいシルバーのボディーカラーとボンネット構造のイメージが強いが、2022年秋に登場した「Let's note SR」では、すっきりとしたスリムなフォルムを採用するとともに、新しいカラーとなるカームグレイを追加したことで話題になった。

 このLet's note QRも、Let's note SRを踏襲した新デザインのボディーを採用しており、カームグレイとジェットブラックの2色で展開する。

photo 2022年秋から追加された新色「カームグレイ」のボディーは、しっとりとして手になじむ質感の高い表面仕上げが印象的だ。カラフルなカラー天板も選択可能。バリエーションにはジェットブラックモデルもある

 カームグレイのボディーは、しっとりとして手になじむ質感の高い表面仕上げが印象的だ。液晶ディスプレイ天面のボンネット構造はわずかに面影を残すのみで、ほぼフラットでスリムなフォルムとなっている。気になる強度については、ボンネットの代わりに内部に設けたリブで補強する構造になっており、100kgfの天面加圧、底面76cm/26方向30cmからの落下など、過酷な試験に耐える頑丈設計は健在だ。

着脱式バッテリーを搭載! USB PDにも対応

 ボディーのサイズは約273.2(幅)×208.9(奥行き)×19.9(高さ)mmで、これはLet's note SRと全く同じサイズにあたる。ジャストA4未満、薄型でフラットなフォルムなので、ブリーフケースタイプのビジネスバッグにも無理なく収まる。

photo ボディーの具体的なサイズは約273.2(幅)×208.9(奥行き)×19.9mm(高さ)mmだ。薄型でフラットなフォルムなのでブリーフケースタイプのビジネスバッグにも無理なく収まる

 バッテリーはLet's note伝統のカートリッジ式を採用しており、ユーザー自身が容易に着脱できる。標準バッテリーと軽量バッテリー(オプション)の2種類が用意されているので、ワークスタイルによって使い分けたり、スペアを携帯して駆動時間を延ばすなど柔軟な運用が可能だ。

photo バッテリーはカートリッジ式でユーザー自身で着脱可能。ワークスタイルによって標準バッテリーと軽量バッテリーを使い分けるなど柔軟な運用が可能だ
photo 標準バッテリー(約270g)の容量は50Wh、公称バッテリー駆動時間は約16時間だ。オプションで軽量バッテリー(約190g)も用意されている

 ボディーの重量はモデルによって多少前後するが、評価機(CF-QR4SSCCP)の構成では、標準バッテリー搭載時で約1044g、別売りの軽量バッテリーを搭載した場合は約0.964kgまで軽量化できる。

 公称のバッテリー駆動時間は、標準バッテリーで約16時間、軽量バッテリーでは約9.5時間となっている。

 標準で付属するACアダプターはコネクターが独自仕様で、出力は65Wだ。実測の重量は電源ケーブル込みで約262gと軽量だ。また、本体にはUSB PDにも対応したUSB Type-C(Thunderbolt 4対応)ポートも備える。USB PD対応の周辺機器を活用した運用も可能だ。

photo 標準で付属するACアダプターは独自仕様のコネクターで、出力は65Wとなっている。実測サイズは40(幅)×100(奥行き)×28(高さ)mm、実測の重量は電源ケーブル込みで276gだった
       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. 初のカラー対応「Kindle Scribe Colorsoft」の実力は? 通常モデルとの価格差1万7000円の価値を検証 (2026年06月10日)
  2. 「Geminiの技術は使うが、Geminiではない」 WWDC26で見えたApple流AIとプライバシー戦略の核心 (2026年06月10日)
  3. ミニPCに強みの「MINISFORUM」 ミニワークステーションの新モデルから「謎の拡張カード」まで多彩な製品を披露 (2026年06月10日)
  4. 「macOS 27 Golden Gate」が2026年秋に登場 初のApple Silicon専用バージョンに (2026年06月09日)
  5. 「次世代Apple Intelligence」をフル活用するにはどのような条件がある? 「Siri AI」は日本で使える? 知っておくべき対応モデルのハードル (2026年06月09日)
  6. コンパクトボディーにスパコン並みのAI性能! 「NVIDIA RTX Spark」搭載ミニデスクトップPCを見てきた (2026年06月04日)
  7. 実売1万円切りでパススルー給電にも対応! KTCの15.6型モバイルディスプレイ「H15F9」は“買い”か (2026年06月09日)
  8. 夜間もフルカラーで鮮明に記録できる「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ 5MP」が15%オフの7674円に (2026年06月10日)
  9. LGが4K有機EL TVの2026年モデルを発表 映像プロセッサを刷新し120Hz以上の高速表示にも対応 (2026年06月09日)
  10. 高騰中のSSD、品薄のHDD──けれど“最終処分”のニーズは変わらず (2026年06月06日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー