プロナビ

新シリーズ「Lets' note SR」はどんなノートPCなのか? 登場の背景と特徴に迫る(1/2 ページ)

» 2022年10月26日 07時00分 公開
[井上翔,ITmedia]

 既報の通り、パナソニック コネクトは11月11日から順次、12.4型ノートPC「Lets' note SR」を発売する。

 Let's note SRは、Let's noteブランドとしては久しぶりの新シリーズにして、新しいボディーカラー「カームグレイ」を採用した意欲作だ。新しいLet's noteが誕生に至った背景を探ってみよう。

Let's note SR Let's note SRのカームグレイ。従来のシルバーと比べると落ち着いた色味となった他、キーボードやベゼルが黒色になったことで受ける印象が異なる。なお、個人向けの全モデルには指紋センサーと顔認証対応Webカメラが標準装備される
Let's note SR Let's note SRのブラック。ブラックの色味は従来モデルから変わりない
指紋センサーなし 一方、法人向けモデルは指紋センサーレスとなる。ただし「案件別対応(カスタマイズ)」を申し込めば搭載可能だ
登壇者 10月20日に開催された発表会の登壇者。左からLet's note カテゴリーの相原太陽カテゴリーオーナー、Let's note SRシリーズのデザインを担当した上原菜月デザイナー、坂元寛明副社長

「顧客密着」だからこそ「働き方」の変化に応える

相原氏 Let's note SRの登場背景を説明する上原氏

 パナソニック コネクトでLet's noteカテゴリーのオーナーを務める相原太陽氏は、Let's noteの基盤は顧客密着だと語る。

 Let's noteは研究開発や生産を神戸市内の事業所で行っている(参考記事)。サポートを含めて日本国内で完結する体制を敷いているため、ユーザーの意見や問題意識を共有し、製品やサポートに生かしやすいことが強みである。

Let's noteの顧客密着 Let's noteは研究開発からサポートまで日本国内で完結する。ユーザーのすぐそばで「ものづくり」できることが強みだ。オフィスに顧客(ユーザー)を招待して、意見を直接聴取する取り組みも行っている
累計台数等 Let's noteの累計出荷台数は600万台を突破した。IDC Japanの調査によると、2021年の13型未満のノートPCの国内出荷台数のシェアトップはパナソニック コネクト(≒Let's note)だったという

 同社は最近、テレワークに注目しているという。

 企業の「働き方改革」や新型コロナウイルスの感染拡大によって、デスクワークを中心にテレワークは急速に広まった。しかし、内閣府が行った「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」の最新版(第5回:2022年7月22日公表)によると、テレワークが広がった現在でも「車内での気軽な相談・報告」「取引先とのやり取り」「画面のみによるコミュニケーション」において不便さを感じる人が少なくないようである。

 そのこともあってか、一部の企業ではリアル(実態のあるオフィス)に回帰する動きもある。テレワークとオフィスワークを組み合わせる「ハイブリッドワーク」を前提としてオフィスを再構築する企業も見受けられる。対外的な「本社」を廃止して、サテライトオフィスやシェアオフィスを活用する企業も出てきた。

 このように、働き方だけでなく企業のオフィスの形態も多様化が進んでいる。そうなると、オフィス勤務を含めてあらゆる場所からオンラインでつながることが仕事を進める上での大前提となる。

 そんな企業(社会)の要請から、「あなた(ユーザー)の価値を最大限に高める働き方」(相原氏)をサポートするために生まれたのが、今回のLet's note SRシリーズなのだ。

内閣府調査 内閣府の「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」から引用された「テレワークで不便なこと」の上位3項目。これらの比率は2020年5〜6月調査のものが引用されているが、順位の変動はあるものの、最新の2022年6月調査でもこれらがトップ3であることには変わりない
ハイブリッドワーク 在宅、オフィス、屋外、客先とあらゆる場所が働く舞台となる時代となった
発表シーン Let's note SRシリーズの披露は、自転車に乗ったメッセンジャーが相原オーナーに手渡す形で行われた。ちょっと驚いてしまったのは内緒だ
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  2. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  3. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  4. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  5. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  6. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  7. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  8. 天空が12月25日に発売する「GPD WIN Max 3」国内正規版 実機に触れてきた (2026年10月23日)
  9. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  10. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー