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ハイブリッドワークにフィットするシリーズ1番人気モデルがWindows 11で登場 「Let's note FV1」を試す(1/5 ページ)

» 2021年12月08日 12時12分 公開
[マルオマサトITmedia]

 ビジネスパーソンに人気のLet's noteシリーズに、Windows 11プリインストールモデルが登場した。14型の「FV1」、12.1型の「SV1」、12型の2in1モデル「QV1」の3シリーズが用意され、全国の量販店やパナソニックの直販サイト「Panasonic Store Plus」で販売が開始されている。

 今回はその中から、2021年6月に従来のLVからフルモデルチェンジにより加わったばかりの「Let's note FV1」を取り上げる。

 このFV1は、新型コロナウイルスの感染拡大を契機に普及したテレワーク、ハイブリッドワークにおける生産性を意識して、持ち運びやすさと使い勝手の両立を図ったモデルだ。約1.1kgのボディーにアスペクト比3:2の14型液晶ディスプレイ、ゆとりあるキーボードを搭載し、音声通話にもこだわっているのが特徴となる。Windows 10搭載の夏モデルも発売以来、好評を博しているという。

 今回のWindows 11プリインストールモデルとしての評価機は、直販サイトのみで購入できるハイエンド仕様で5G通信機能も備える「プレミアムエディション(CF-FV1VUCCP)」だ。早速レビューしていこう。

Let's note CF-FV1VUCCP 新OSのWindows 11をプリインストールして発売された「Let's note FV1」。約1.1kgのボディーに、アスペクト比3:2の14型画面とゆとりのあるキーボード、快適な音声通話ができる「COMFRTALK」の搭載などが特徴だ

現代的なスタイルのスリムで軽量なボディー

 ボディーの具体的なサイズは、約308.6(幅)×235.3(奥行き)×18.2(高さ)mm(突起部を除く)、重量はバッテリーパック(S)装着時で約1.054kgだ。スリムで軽量なため、在宅でも場所をとらず、オフィスへ出社する際にも楽々と持ち出せる。

 Let's noteシリーズの特徴である頑丈さも健在だ。高さ76cmからの落下試験や100kgfの加圧振動試験、キーボードやヒンジの耐久性試験など独自の過酷な品質試験を開発段階でクリアしている。

 標準のSバッテリー(約30Wh/約200g)での公称の駆動時間は約10.5時間だ。オプションでLバッテリー(約55Wh/約300g)も用意されており、こちらの駆動時間は約20時間となっている(いずれもJEITAバッテリ動作時間測定法Ver.2.0)。バッテリーはカートリッジ式なので、ユーザーが簡単に着脱できるようになっている。

 付属のACアダプターは従来のLV/SVシリーズなどで使われていたものと共通だ。専用の丸型端子で出力は84.8W、ケーブル込みの重量は実測で278gだった。オプションではUSB Power Delivery(100W)に対応したACアダプター(CF-AAP102HJS)も1万3200円(税込み、以下同様)で用意されている。

Let's note CF-FV1VUCCP 中央部を約1mmへこませることで強度を確保する、ボンネットデザインを継承している。アスペクト比3:2の画面を搭載しているため、一般的な16:9のPCよりも横幅が狭く奥行きも長い
Let's note CF-FV1VUCCP バッテリーは容易に着脱ができるカートリッジ式だ。容量は約30WhのSバッテリーと、容量55WhのLバッテリーが用意されている(写真はSバッテリー)
Let's note CF-FV1VUCCP 付属のACアダプターの出力仕様は84.8Wだ。ケーブル込みの重量は実測で278gだった。オプションでUSB Power Delivery(100W)に対応したACアダプターも用意されている
Let's note CF-FV1VUCCP 底面の前面側に、従来モデルよりもユニットを大型化したというステレオスピーカーがある
Let's note CF-FV1VUCCP 評価機(Sバッテリー)で出力したバッテリーレポートの画面

 続いて、インタフェース回りを見ていく。

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