“マウス疲れ”に効果あり? 10年間で850万台売れたエレコム製マウス「EX-Gシリーズ」の新モデルを試して分かったこと(1/2 ページ)

» 2023年09月19日 12時30分 公開
[でこいITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 エレコムのエルゴノミクスマウス「EX-G」シリーズは、2013年に第1弾が発売されてからの累計販売台数が850万台を超えるベストセラー製品だ。同社は6月に、同シリーズの新製品を6月下旬から順次発売することを発表した。

 EX-Gシリーズは手を自然に載せるだけで使えることを重視したことが特徴で、新モデルは習志野台整形外科内科の宮川一郎院長の協力を得て、手首を動かす「腕橈骨筋」と指を動かす「総指伸筋」に焦点を当て、

 そう聞くと、どんな使い心地なのか非常に気になるところである。そこで今回、数ある新モデルの中から、有線モデルのMサイズ「M-XGM30UBSKBK」(実売価格3000円前後)と、2.4GHz無線モデルのSサイズ「M-XGS30DBSKWH」(実売価格4000円前後)の2モデルを実際に試してみよう。

マウスのパッケージ M-XGS30DBSKWH(左)とM-XGM30UBSKBK(右)のパッケージ

接続方法、サイズ、カラーを組み合わせて選べる!

 新しいEX-Gシリーズは2023年9月現在、「有線モデル」「2.4GHz無線モデル」「Bluetoothモデル」が用意されており、それぞれサイズは「S」「M」「L」「XL」の4種類、カラーは「ブラック」「ブルー」「ホワイト」の3種類から選べる。3×4×3=36モデルある計算だ。自身の手のサイズや使い方、色の好みに合わせて選択することができる。

 なお、本シリーズは現時点では右利き用となっており、後日ブラック限定で「左手専用モデル」がリリースされる予定となっている。今回は、右利き用のレビューとなることはご容赦いただきたい。

左用 カラーはブラックのみとなるが、本シリーズの「左手専用モデル」もリリースされる予定となっている

添えるだけで吸い付くようなフィット感

 先述の通り、新しいEX-Gシリーズは、外科医の協力のもと、手の筋に最適な角度と形状を追究したマウスとなっている。添えるように手を自然に置くだけで操作が可能で、手首と指の両方の負担を軽減してくれる。その形状は、つなぎ目が感じられない滑らかな造形で、5つあるボタンへのアクセスも苦にならない。

 新しいEX-Gシリーズはエムスリーの「AskDoctors評価サービス」の認定を受けており、2023年4月時点で医師100人の99%が本製品を推奨したとの結果も出ている。

外科医監修 新しいEX-Gシリーズは習志野台整形外科内科の宮川一郎院長の協力を得て開発され、「AskDoctors」に登録している医師からの評価も高い

マウススイッチにこだわり

 左右のクリックボタンは、パナソニックが開発した静音スイッチが採用されている。クリック音は非常に小さく、会議中や早朝、夜間でも音を気にせず作業が可能だ。

 ボディーの左側(右手の腹が当たる部分)には「進む」「戻る」ボタンが装備されている。これらのスイッチのメーカー名は不明だが、クリック音はかなり静かである。

 マウスポインターを動かすためのセンサーは、精度の高い「BlueLEDセンサー」を搭載している。普通のセンサーではポインターをうまく動かせない場所でも、このセンサーなら安定して動かせる。

 なお、ホイールを含むマウスボタンの機能は、専用のユーティリティアプリ「エレコムマウスアシスタント」でカスタマイズ可能だ(詳細は後述する)。

正面 左右非対象のデザインで、左右のクリックボタンはトップシェルと一体になっている。クリックボタンのスイッチはパナソニック製だ

2.4GHz無線モデルは電池交換式 選べるサイズはありがたい

 2.4GHz無線モデルは、独自のUSBワイヤレスレシーバー(USB 2.0 Standard-A接続)を介してPCと接続する。このレシーバーは、マウス本体の底面に収納できる。電源は単三形乾電池1本での供給となる。電池が切れても交換することで、すぐに利用を再開できる。

 乾電池自体は消耗品だが、乾電池形状のバッテリー(充電池)を2セットほど持てばいいと考えれば、より経済的に使えるだろう。

 バッテリーを内蔵する「充電式」のワイヤレスマウスと比べると、乾電池式のワイヤレスマウスは重量の面で不利となりがちだ。しかし、自然に手を添えるような持ち方になるため、数字ほどの重さは感じない。よくできている。

ワイヤレスモデル 2.4GHz無線モデルは、底面に乾電池スロットとレシーバーの格納部を備えている。試供品の単3形乾電池も付属する

 新モデルのサイズは4種類から選べるようになっており、手首から中指までの長さに応じて、以下通り推奨サイズが決められている。

  • Sサイズ:165mm以下
  • Mサイズ:165〜180mm
  • Lサイズ:180〜195mm
  • XLサイズ:195mm以上

 筆者の手のサイズは、約185mmである。そのため、適正なのは「Lサイズ」ということになる。今回試したのはSサイズはとMサイズだったが、Mサイズでもやや手のひらや指が余る印象があり、もう少し大きい方がいいと感じたところである。この目安は、おおむね妥当と考えていい。

 一部の量販店では、ボディーの展示が行われている。可能であれば、購入する前に実際に触って試していただきたい。マウスと手のひらに余計な空間がなく、吸い付くようなフィット感が得られるサイズがベストである。

 参考に、本マウスの物理的な寸法と重量も記しておく。なお、有線モデルの重量はケーブル部を含み、2.4GHz無線モデルの重量は乾電池を含まない。

  • Sサイズ
    • 寸法(幅×奥行き×高さ):約71×108×52mm
    • 重量:約95g(有線モデル)/約82g(2.4GHz無線モデル)
  • Mサイズ
    • 寸法(幅×奥行き×高さ):約75×114×55mm
    • 重量:約105g(有線モデル)/約91g(2.4GHz無線モデル)
  • Lサイズ
    • 寸法(幅×奥行き×高さ):約79mm×120×58mm
    • 重量:約115g*(有線モデル)/約100g(2.4GHz無線モデル)
  • XLサイズ
    • 寸法(幅×奥行き×高さ):約82×126×61mm
    • 重量:約125g(有線モデル)/約110g(ワイヤレスモデル)
フィット感 マウスのボディーサイズには、一定の目安がある。可能なら実際に触ってから選ぶとよい
測り方 手に取れる実機がない場合は、手首から中指までの長さを測って、ピッタリなサイズを選ぶようにしたい

 スペックを簡単に紹介したところで、新しいEX-Gシリーズの特徴をもう少しチェックしていこう。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  2. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  3. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  4. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  5. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
  6. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  7. リュック1つで展示会セミナーの音響セット構築レポ 現場で得た“2.4GHz帯混信地獄”を生き抜く教訓 (2026年03月11日)
  8. エンスージアスト向けCPU「Core Ultra 200S Plus」登場 Eコア増量+メモリアクセス高速化+バイナリ最適化でパフォーマンス向上 (2026年03月11日)
  9. 最新Core Ultra X7 358Hの破壊力! 16型OLED搭載で内蔵GPUがディスクリート超え!? Copilot+ PC「Acer Swift 16 AI」レビュー (2026年03月10日)
  10. 出張や通勤で荷物が増えても安心な「ミレー ビジネスリュック EXP NX 20+」が27%オフの1万3865円に (2026年03月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年