ロジクールから、ワイヤレスマウス「SIGNATURE M550/M650/M750」が発売中だ。豊富なカラーバリエーションとサイズ展開は、実に3シリーズ合わせて合計32モデル(チャネル限定モデルを含む)というラインアップになる。これらSIGNATURE M550/M650/M750は、マウスの常識を変える「新しい標準」となるかもしれない。実機を細かく見ていこう。
今回、ロジクールから発売されたモデルは以下の通りだ。
グラファイト/オフホワイト/ローズ/レッド/ブルー/ブラック(チャネル限定モデル):計6色
S/M、Lサイズ:計2サイズ
レッド/ブルー/グラファイト/オフホワイト/ローズ:計5色
S/M、Lサイズ:計2サイズ
グラファイト/オフホワイト/ローズ/レッド/ブルー:計5色
S/M、Lサイズ:計2サイズ
その数は、何と新規26モデル、既存モデルと合わせると合計32モデルという、他に類を見ないほどのバリエーションだ。これはLogitech/ロジクールとしても異例のことで、これだけのバリエーションを投入しているのは世界市場の中でも日本だけとなる。
サイズは手の大きい人向けの「L」と、手の小さな人〜標準向けの「S/M」の2サイズを展開する。ロジクールでは、手のひらの下の細いしわから中指の先端まで19cm以上の人にはLサイズ、それ以外はS/Mサイズをすすめている。手のサイズが約18.5cmの筆者にはS/Mサイズがおすすめということになるが、個人的にはLが一般的なサイズで、S/Mは少し小さめに感じた。
ただし、S/Mサイズの方もコンパクトマウスというほど小さいわけでなく、「少し小柄だな」くらいのサイズ感だ。筆者が普段使っているマウスはロジクールの上位モデル「MX Master 3」であり、大きいマウスに慣れているという事情もあるかもしれない。サムレストを持たないスタンダードなデザインのマウスだと、手のひらにすっぽり収まるS/Mサイズが良さそうにも思える。
また、カラーは5色展開となっているが、注目したいのは新色のブルーとレッドだ。ロジクールでも他のミドルレンジ以上のモデルだとグラファイトやオフホワイトが主流であり、他のカラーもローズやラベンダーなど、パステル調まで展開する。
ブルーやレッドのようなビビッドなカラーは、市販で1000円台の安価なモデルにあるくらいだが、逆に言えばこうした色が欲しければローエンドモデルしか選べなかったということでもある。
「好きな色」×「好きなサイズ」×「好きな機能」をそれぞれ自由に組み合わせられるSIGNATURE M550/M650/M750は、サイズやカラーを製品選択の縛りから解放した“史上初の全セグメント対応モデル”と言えるのかもしれない。
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