アクロニスは9月28日、個人/SOHO向けソフトウェア「Acronis Cyber Protect Home Office」のアップデートを実施した。新バージョンは2要素認証(2FA)による保護機能に対応することで、保護対象のWindows PCやMacのバックアップデータなどにユーザー以外がアクセスするリスクを軽減できるようになったという。
Acronis Cyber Protect Home Officeは、アクロニスの主力製品だった「Acronis True Image」をリブランドした上で(※1)、ライセンスを1年または3年契約のサブスクリプション(定期購読)方式へと変更する形で2021年9月にリリースされた。
(※1)ストレージメーカーを介して提供されるデータバックアップ/クローニングに特化したエディションは、引き続き「Acronis True Image」として提供される
本製品はTrue Imageの“本来の”機能であるデータのバックアップやクローニング(複製)に加えて、マルウェア/ランサムウェア対策機能やWindows PC/Macの遠隔監視機能なども利用できる。
先述の通り、本製品は1年契約または3年契約のサブスクリプション方式で提供される。ライセンスは利用できる機能に応じて「Essentials(クラウドストレージなし)」「Advanced(クラウドストレージ50GBまたは500GB)」「Premium(クラウドストレージ1TB:5TBまで追加購入可)」の3種類が用意されており、複数台契約ライセンスもある。
ライセンスはアクロニスのWebサイトの他、主要な家電量販店やECサイトでも購入可能だ(Essentialsの3年ライセンスはアクロニスでの取り扱いなし)。
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