RevoPadは15.6型のノートPCではあるが、7型のセカンドディスプレイを搭載しているため、キーボードのキーピッチは実測で17mmとかなり狭い。体感的には、10型の超小型PC「CHUWEI MiniBook X」と同程度のサイズ感だ。
主要キーのキートップは実測で13.5×13.5mmの正方タイプで、キーストロークも約1.5mmあるためか、キーボードの打ち心地自体は適度にキーの反発もありそれほど悪くはない。ただ、試用している間、キー入力中に7型のセカンドディスプレイに手が当たってしまい、カーソルが行方不明になることが頻発した。
正直なところ、本機をメインPCとして文章作成をする際には、セカンドディスプレイに保護シートを置くなどの工夫が必要になる。15.6型という大きな画面サイズと2画面を、フルに生かせないのは残念だ。なお、キーボードバックライトは8色のカラーから選べる。
インタフェースは、向かって左側面にUSB Type-C端子、miniHDMI出力端子、USB 3.0端子、DC端子がある。右側面にUSB 2.0端子、3.5mmオーディオ端子、microSDメモリーカードスロットが並ぶ。そして右側面には、マグネット着脱式のWebカメラが収納されている。
RevoPadはベゼルが細く、本体にはWebカメラを内蔵していない。代わりに、本体に収納できるマグネット着脱式のWebカメラ(約200万画素)をディスプレイ上部に装着すると、即座に認識されてカメラが利用可能になる。
最近ではプライバシー保護のために、カメラを利用しない場合には物理的にふさいでおけるシャッター機能を備えたモデルが多いが、この方法であれば、うっかりふさぎ忘れていたということもないだろう。ただし、このWebカメラにシャッター機能はない。
なお、充電は専用のACアダプターで行う。USB Power Deliveryでの充電には非対応だ。
続いて、ベンチマークテストで本機の性能を見ていこう。
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