13万円切りの2画面ノートPC「RevoPad」を試して分かったこと(3/3 ページ)

» 2023年10月02日 12時00分 公開
[山本竜也ITmedia]
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ベンチマークで性能を確認

 RevoPadは、CPUにIntel Celeron N5105(4コア4スレッド/2.0GHz〜2.9GHz)を搭載する。メモリは16GB(LPDDR4)でストレージは512GB(M.2 SSD)、OSはWindows 11 Proとなる。

 この手のキワモノ(といっては失礼だが)デバイスでは、メモリ容量が4GBや8GBも珍しくないが、16GBを積んでいるのは好印象だ。セカンドディスプレイを搭載し「マルチタスクに最適」をうたっているので、そこは意識しているのかもしれない。

Gloture RevoPad 2画面 ノートPC 15.6型 7型 IPS液晶 CrystalDiskInfo 9.1.1の画面。512GBのSSDはSerial ATAタイプだ
Gloture RevoPad 2画面 ノートPC 15.6型 7型 IPS液晶 こちらはCrystalDiskMarkの画面。パフォーマンスはPCI Expressにかなわない

 まずCPUの性能を計測するCINEBENCH R23の結果は、シングルコアが「1678pts」、シングルコアは「569pts」という結果になった。

Gloture RevoPad 2画面 ノートPC 15.6型 7型 IPS液晶 CINEBENCH R23のテスト結果

 また、PCの総合性能を測るPCMark 10の結果は、総合スコアが「2264」だった。Webブラウジングやビデオ会議など一般的なPCの使い方の指標となるEssentialsは「5129」で、こういった用途であれば何とか利用できそうだ。

 一方で、オフィスアプリのパフォーマンス指標となるProductivityは「3018」、写真編集や動画編集などクリエイティブ作業のDigital Content Creationは「2036」とかなり低めになっている。オフィスアプリは使えそうだが、写真編集などの用途は苦手と言っていいだろう。

Gloture RevoPad 2画面 ノートPC 15.6型 7型 IPS液晶 PCMark 10のテスト結果

 参考までに、Celeron N5105(開発コード名:Jasper Lake)の次世代となるAlder Lake-N世代のIntel N100を搭載した「GeeLarks X2」のスコアは、総合が「3206」、Essentialsが「7378」、Productivityが「4966」、Digital Content Creationは「2441」だった。N5105よりもかなりパフォーマンスがアップしており、RevoPadもN100を採用してほしかったところだ。

 グラフィック性能を確認するために、3DMarkもテストした。こちらも比較参考用としてとして、GeeLarks X2(Intel N100)のスコアを併記している。予想通りと言っては何だが、やはりゲームを遊ぶには力不足なようだ。

Gloture RevoPad 2画面 ノートPC 15.6型 7型 IPS液晶 3DMarkのテスト結果

 最後に、バッテリーの駆動時間をチェックしよう。RevoPadは5000mAhのバッテリーを搭載しており、公称のバッテリー駆動時間は約9時間だ。試しにPCMark 10のバッテリーベンチを実行したところ、一般的なオフィスユースを想定したModern Officeでは2時間46分という結果だった。あまり外に持ち出すような端末でもないので、これでも十分ではあるだろう。

Gloture RevoPad 2画面 ノートPC 15.6型 7型 IPS液晶 PCMark 10のバッテリーテスト結果

今後の後継機も気になる注目モデル

 公式では、「マルチタスクに最適」でビジネスシーンやオンライン学習などの用途を推している。確かに2画面あることで、いろいろと使い途が広がりそうではあるのだが、いかんせん、処理能力が追いついていない。はっきり言ってしまえば、複数のアプリを同時に使うマルチタスクには不向きで、シングルタスクなら何とかという使い勝手だ。

 キーボード横にセカンドディスプレイを配置するというアイデア自体は、決して悪いものではないと思う。筆者的には、むしろこういったデバイスが大好きだ。ただ、画面サイズ自体、もう少し小さくして軽くなっても良かったのではないだろうか。

 あれもこれもできるということではなく、メモに特化、SNS表示に特化など、用途をある程度絞った提案をした方が利用シーンをイメージしやすく、使い勝手も良くなるのではないかと感じた。そういう意味では、後継機に期待したいPCだ。

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