私はiPhoneをメインスマホとして使っています。仕事柄、新モデルに毎年買い換えていますが、2023年も運良くスムーズに予約できたため、発売日に入手できました。中途半端な小型さよりも大きな端末が好みなので、今回も6.7型ディスプレイを搭載した「iPhone 15 Pro Max」を選択しています。
Appleのイベントでは、おおよそリーク通りの発表だったのでテンションはほぼ上がりませんでしたが、実機を手にすると操作面での使い勝手が爆上がりしていることに気が付きました。もう前の世代には戻れません。
ITコンサルを手掛ける(株)グロリア代表取締役。15年勤めた前職の野村総合研究所では、高い品質が求められる金融系システムを担当。大規模プロジェクト、開発、保守、運用など、情報システムに関するさまざまな経験の他、マネジメントや要件定義、システム設計、プログラミングといった知識も持つ。現職では大企業、中小企業、個人事業主と規模を問わず、自身のノウハウ全てを使って企業や組織のITを支援している。大のガジェット好きで、常に仕事にうまく生かせないものかと考えてしまう癖がある。モットーは「神は細部に宿る」。2児の父。主な著書に『情シスの定石』(技術評論社)。連載:「目指せ↑ワンランク上の仕事術」デジモノ探訪記
先駆者がさまざまなレビューをしていますので、私からは実際に使って自ら感じたポイントをいくつかお伝えします。
まず、何より持ちやすくなりました。私は「iPhone 14 Pro Max」からの変更ですが、画面サイズが同じであるにもかかわらず、持った感触は「小さっ」でした。
そもそも本体サイズが少し小さくなったこと、本体が滑りにくくなったこと、やや丸みをおびたこと、軽くなったことが合わさっての感触だと思います。前モデルから約0.4mm厚くなっていますが、不思議と厚みについては体感できません。
サイドフレームの指紋が目立ちづらいのもポイントです。iPhone 14 Pro Maxは指紋が目立つのが嫌でケースやスキンシールを貼っていましたが、今回はケースなしで使っています。
なかなか表現が難しいところですが、今までのiPhoneが「宝石を手にしている」感触だとすると、iPhone 15 Proのチタニウムは「小さなMacBookを持っているよう」な感触です。ガジェットなので、個人的には“Titanium”大賛成です。
色は購入したナチュラルチタニウムしかまだ目にしていませんが、同じくチタニウム素材を使っている「Apple Watch Ultra」や、サードパーティーのバンド「NOMAD Titanium Band」との相性は抜群です。
インタフェースはLightningからUSB Type-Cに変わり、できることは増えたと思われますが、この点についてはまだまだ使い込めていないので今回は語りません。私は充電を主にワイヤレスのMagSafeで行っているので、既にLightningはあまり使っていませんでした。
毎日欠かさず操作するiPhone。これらのポイントだけでも、買い換える理由に値すると感じます。
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