会場には、産業向けのプリンティングロボット「HP SitePrint」や、オフィス向けインクジェットプリンタ「HP OfficeJet Pro」の新製品も展示されていた。
SitePrintは、地図データに基づいて、建設現場のコンクリート面などに文字やしるしを自動印字していくロボットだ。これまでは計測機器などを使いつつ人力で対応していたマーキングを、正確かつ迅速に行えるようになる。
OfficeJet Proの新製品では、サステナブルなインクカートリッジ「EvoMore」が注目を集めていた。EvoMoreは通常のインクカートリッジの約2倍の価格となるが、印刷可能枚数も約2倍となっている。単純計算すると、EvoMoreを使うとカートリッジの交換頻度が半分になるため、その分だけ環境負荷も軽減できるということになる。
EvoMoreのパッケージには日本語が印字されている。OfficeJet Proの新製品と同時に、日本でもEvoMoreが展開される可能性がある。
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