先週(11月5日週)のアキバで最も多くの展示機を目にしたのは、NZXTの新型ミドルタワーケース「H6 Flow」だ。
前面から左側面にかけて強化ガラスをピラーレスで組み、フロント右側を斜めにカットした側面には、3連の120mmファンを並べる独特の形状をしている。光らないファンを採用した標準モデルの「H6 Flow」が1万8000円弱、ARGBファンを採用した「H6 Flow RGB」が2万2000円弱となる(税込み、以下同様)。それぞれホワイトとブラックを選べる。
本製品を取り扱うショップの評価はいずれも高い。TSUKUMO eX.は「(2023年1月に登場した)『H9』シリーズをコンパクトにして、前方からのエアフローが後方に流れやすくなっていますね。H9は“映え”を意識する人に定番の人気がありますが、それをしのぐポテンシャルがあるかもしれません」と話していた。
ドスパラ秋葉原本店も「強化ガラスの見栄えとエアフローの確保を両立させつつ、コンパクトというのがすごいですね。マザーボードの裏面側も広く、配線も調整しやすいと思います」と褒めちぎる。
H9のサイズが約290(幅)×466(奥行き)×495(高さ)mmなのに対して、H6 Flowは約287(幅)×415(奥行き)×435(高さ)mmとなる。365mm長までのグラフィックスカードが組み込めて、最大163mm高のCPUクーラーまで搭載可能だ。
続いて、もう1つ話題を集めたユニークなPCケースをチェックする。
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