Dynabookは11月21日、ユーザーによるバッテリー交換に対応する13.3型ノートPC「dynabook XZ CHANGER」を直販サイト限定で発売した。最小構成の販売価格(税込み)は19万6900円からとなる。
dynabook XZ CHANGERは、同社が7月に発表した法人向けモデル「dynabook X83」のバッテリーLを標準搭載する構成をベースに開発された。
最近のノートPCでは、ユーザーサイドでのバッテリー交換を認めていないケースが多い。バッテリーモジュールの強度を高めるなど、複数の工夫を施すことでユーザーサイドでのバッテリー交換を可能した。ただし、電源を完全にオフにした状態での交換が必要で、電源を入れた状態での交換(ホットスワップ)には対応していない。
CPUは Core i5-1334U(Pコア2基4スレッド+Eコア4基8スレッド)またはCore i7-1360P(Pコア4基8スレッド+Eコア8基8スレッド)を備える。メモリはLPDDR5-4800規格で、容量はモデルによって8GB、16GB、32GBのいずれかとなる。ストレージはPCI Express接続のSSDで、容量はモデルによって256GB、512GB、1TBとなる。OSはWindows 11 HomeまたはWindows 11 Proをプリインストールする。Microsoft Office Home and Business 2021のライセンスを付帯するモデルも用意されている。
ディスプレイは13.3型TFT液晶で、最大解像度は1920×1200ピクセルとなる。ディスプレイの上部には約92万画素(HD撮影対応)のWebカメラを搭載している。電源ボタンには指紋センサーが統合されている。
ポート類は、左側面にThunderbolt 4(USB4)端子×2(電源入力/映像出力兼用)、HDMI出力端子とUSB 3.2 Gen 1 Standard-A端子を、右側面にmicroSDメモリーカードスロット、イヤフォン/マイクコンボ端子、USB 3.2 Gen 1 Standard-A端子、Thunderbolt 4端子(電源入力/映像出力兼用)と有線LAN端子(1000BASE-T)を備えている。
ワイヤレス通信はWi-Fi 6E(2.4GHz/5GHz/6GHz帯のIEEE 802.11ax)とBluetooth 5.1に対応する。キーボードは日本語配列で、バックライトを標準搭載している。キーストロークは約1.5mmだ。
ボディーサイズは約298.8(幅)×212(奥行き)×17.7〜18.7(厚さ)mmで、重量はCore i5モデルが約901g、Core i7モデルが約939gとなる。
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