省スペースかつ静音省電力が魅力 手のひらサイズのNUCベアボーン「NUC BOX-1360P/D5」を試す（1/4 ページ）

[マルオマサト，ITmedia]

　台湾ASRockの産業用事業部が独立して設立されたASRock Industrialの超小型デスクトップPC「NUC BOX」シリーズは、その名の通り、NUCスタイルの超小型デスクトップPCだ。任意のメモリとストレージを追加できるベアボーンキットとして販売されている。

　ラインアップには搭載CPUと対応メモリが異なる多数のモデルが用意されているが、今回はCore i7-1360Pを搭載し、DDR5メモリに対応する「NUC BOX-1360P／D5」の実機を入手したのでレビューしよう。

ASRock Industrialから登場したNUC BOX-1360P／D5は、Core i7-1360Pを搭載し、DDR5メモリに対応したNUCスタイルのベアボーンキットだ

NUC BOX-1360P／D5のパッケージ。コンパクトなボックスに収められている

容積約0.6リットルの超小型ボディー

　ボディーのサイズは約117.5（幅）×110（奥行き）×47.85（高さ）mm（突起部のぞく）、重さは実測で543gだった。「手のひらサイズ」といって差し支えないコンパクトさだ。電源は内蔵しておらず、120WのACアダプターで駆動する。

ボディーは超小型だ。サイズは約117.5（幅）×110（奥行き）×47.85（高さ）mm（突起部のぞく）

実測の重量は543gだった（メモリ、ストレージ非搭載の状態）

ACアダプターの実測重量は610gだった（ケーブル込み）。サイズは実測で63（幅）×148（奥行き）×36（高さ）mm

ACアダプターは独自端子で、出力仕様は120Wだ