CPUにはCore i7-1360Pを搭載する。第13世代Coreプロセッサ(開発コード名:Raptor Lake)のモバイル向けの中では高性能なモデルだ。
第13世代Coreでは、性能優先のPコアと電力効率優先のEコアを最適に使えるハイブリッドアーキテクチャを第12世代Coreプロセッサから継承しつつ、さらなる性能の強化が図られている。
このCore i7-1360Pは、Pコアが4コア8スレッド、Eコアが8コア8スレッド、合計12コア16スレッドのパワフルな仕様で、ビジネスはもちろん、ゲームやビデオ編集などクリエイティブなど幅広い用途に対応できるパワーを持つ。
CPUはCore i7-1360Pを搭載する。性能優先のPコアを4コア(8スレッド)、電力効率優先のEコアを8コア(8スレッド)、合計12コア16スレッドのパワフルな仕様をもつ
メモリにはSK Hynix製のPC5-44800Sモジュール(DDR5-5600)を利用した。システムではDDR-5200として認識された
ストレージにはCrucial T500(2TB)を利用した。シーケンシャルリード7400MB/秒の高速モデルだ。
CrystalDiskInfoのSSD情報表示画面を確認してみた。問題なく認識されている
CrystalDiskMark(ひよひよ氏・作)のスコア。公称値にはやや及ばないものの、PCIe 4.0x4対応SSDとしても優秀な性能が出ている
本製品は産業用のためか、特にユーティリティーなどは用意されておらず、UEFIセットアップもシンプルで堅実な内容だ。
CPUファン制御は完全オート制御の「System Auto」が標準だが、簡易的なカスタマイズは可能だ。「Automatic Mode」を選ぶと、ターゲットとなるCPU温度と、そのターゲット時点でのファンの回転速度レベルを9段階で指定できる
UEFIセットアップ画面はシンプルだ
CPUの動作モードは2種類あり、標準は「Normal Mode」だ。「Performance Mode」にすると強制的にファンがフル回転となるので一般用途では現実的ではないだろう
USBポートの常時給電設定も用意されている
ファン制御の項目は3種類。「System Auto」は完全自動、「Automatic Mode」は簡易的なカスタマイズが可能だ
「Automatic Mode」を選ぶとターゲットとなるCPU温度と、そのターゲット時点でのファンの回転速度レベルを指定できる
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