最後になるが、ベンチマークテストで本機を測定してみた。Google Octane 2.0でチェックしたところ、スコアは「17699」と、エントリークラスのAndroidタブレット並みの性能だ。
このように、決してハイスペックというわけではないが、一般的なブラウジングなどはもちろん、YouTubeをはじめとした基本的な動画再生などには問題がない。Chromebook Plusの基準に沿うとどうしてもコストが高くなってしまいがちだが、実売価格ありきでうまくコストダウンを図ったモデルという位置づけが正しいだろう。
キーボードやスタイラスなど一式を全て込みで実売価格は6万9800円とリーズナブルで、さらにソフトウェアの更新期限(Chromebookの自動更新)も2033年6月までと非常に余裕がある。決して派手ではないものの、価格と性能のバランスが取れており、長く安心して使えるChromebookを探しているユーザーは、候補に加えておきたい1台だ。
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