続いて、キーボード回りについて見ていこう。キーはファンクションキー列も含めて6段あり、キーピッチは約18mmとそこそこ広い。キーボードが画面のカバーを兼ねており、横幅があらかじめ決まっている割には健闘している部類だろう。
キーは日本語JIS配列で78キーだ。ファンクションキー列も含め、配列はレノボ・ジャパンのChromebook「Ideapad Duet」と同じだ。Enterキー回りのキーの幅を詰めるのではなく、文字キーの幅は変えずにそのぶんEnterキーやTabキー、Shiftキーなどの幅を詰めるタイプだが、テキスト入力では指の運びで迷うことがない。キーストロークも約1.5mm確保されており、タイプ感も良好だ。
さらにキーボードの手前にはタッチパッドも用意されている。タッチパッドは横幅が96mm、高さが49mmと広く、操作性は高い。左右ボタンはやや固く、クリックした瞬間にポインタが動いてしまうことも若干あるが、このあたりは慣れで解決できる部分だ。
指先によるタッチ操作の他に、スタイラスこと「ASUS USI Pen」での入力にも対応している。スタイラスは4096段階の筆圧検知と、最大55度の角度検知に対応するなど、機能は充実している。未使用時は本体右上のスロットに挿入できるので、紛失防止に役立つ。押し込むだけで簡単に取り出せるため、着脱が面倒なこともない。
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