続いて、本体にあたるタブレット部をチェックしていこう。画面サイズは10.5型で、解像度は1920×1200ピクセルだ。パネル表面はグレア調で、映り込みがかなり目立つ。また、視野角は水平/垂直ともに170度とされているが、斜め方向からは画面が暗く見える傾向は強い。
ポートやボタン類は左側面に集中している。キーボードおよびキックスタンドを装着した状態では、画面および背面は保護されるが、この側面はガラ空きになるので注意したい。重量は実測615gと、10型クラスのタブレットとしてはやや重めだ。
なおUSB Standard-A端子は搭載せず、HDMI端子も備えないなど、標準のポート類は制限がある。USB Type-C端子も1つだけで、電源アダプターを接続すると余りはなくなってしまうため注意したい。
スペック回りも見ていこう。CPUはMediaTekのKompanio 520(8186)で、Chromebook Plusの基準(第12世代Intel Core i3以降、またはAMD Ryzen 3 3700シリーズ以降)からは外れているが、メモリは8GB、ストレージは128GBで、この2つはいずれもChromebook Plusの基準をクリアしている。
カメラは、イン/アウトともに約503万画素、アウトカメラのみオートフォーカスに対応する。こちらはChromebook Plusの基準である1080pには及ばないが、TV会議などの用途には問題なく対応できる。アウトカメラはやや出っ張っているが、キックスタンドを装着すれば段差は解消可能だ。
バッテリーの駆動時間は、公称12時間(Google独自の測定法で算出)で、充電は最大45WのUSB Power Deliver(PD)に対応する。スマホなどとともに持ち歩く場合、充電器を共通化できるのは大きなメリットだ。ちなみに、本製品にはUSB Type-C仕様の充電アダプターも付属しているが、プラグが折りたたみ式ではないため、汎用(はんよう)の充電器を使った方が取り回しはよい。
プリインストールされているアプリは以下の通りで、一部にASUS JAPAN独自のものもあるが、基本的にはGoogle製がメインだ。言うまでもないが、Google Playストアからアプリをインストールして利用できる。
続いて、キーボード回りを確認しよう。
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