もう1つは、スイッチプレートの周囲に余白を追加する「SmartBASE」だ。「丸型/ラウンド型」と「角型/スクエア型」の2種類があり、実売価格は1680円と、前述のSwitchMountとほぼ変わらない。
本製品はネジ止めや両面テープによる貼り付けは不要で、スイッチプレートにはめ込んで固定する仕組みだ。メーカーは“5秒で設置できる”ことをアピールしており、手軽さが1つの特徴と言える。取り付けが完了すると、プレートの右側に大きな余白ができるので、そこにボットを両面テープで貼り付ける仕組みだ。
前述のSwitchMountが専用マウントにはめ込む方式ゆえ、決まった位置にしか取り付けられなかったのに対し、この製品は両面テープを使うことから、取り付け位置は自在だ。同じ理由でSwitchBotボットに限らず、SESAMI botなども利用できるなど、汎用性は高い。
気をつけたいのは、スイッチプレートの形状ごとにバリエーションがあることで、今回筆者は「丸型(ラウンド)」のスイッチプレートに対して「角型(スクエア)」を購入してしまったため、取り付けこそ可能ながら、四隅に隙間ができてしまった他、スイッチを押すたびに浮いてしまうという問題が発生した。
このあたり、おそらく正しい丸型であればきちんと固定できるはずで、購入にあたっては「丸型」「角型」のどちらなのかを事前にチェックしたいところだ。
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