夢の左手デバイスはまさかのゲームパッド「8Bitdo Micro」だった プロイラストレーターが試して分かった驚きある日のペン・ボード・ガジェット(3/3 ページ)

» 2024年04月05日 12時00分 公開
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まとめ

 ではまとめていきましょう。特に以下の点が好みでした。

  • 安い
  • 小さい
  • 持ちやすい
  • iPadでもAndroidでも、PCでも利用できる
  • キーを自由に割り当てられる
  • 修飾キーや複数キーの同時押しも利用できる
  • キーボードモードだけでなく、ゲームパットとしても利用できる
  • PCで動画や電子書籍をリラックスして楽しむ用途にも良い

 8Bitdo Microは、iPadお絵描きユーザーの左手デバイスでよくある悩み「高機能な左手デバイスはPCにしか対応しない」「テンキーデバイスは汎用性/柔軟性に欠ける」の隙間を埋めるデバイスです。コンパクトで安価ながら操作はしやすく、柔軟なカスタマイズ機能のため、イラストアプリのショートカット設定をほとんど変更することなく利用できます。

 一方で、5本の指を自由に使えるキーボードほど多くのキーを素早く操作できるわけではなく、突き詰めていくとトップスピードでは勝てません。基本的にはコンパクトさを生かして出先で作業したり、自宅でもリラックスして描くのを想定して検討したりするとよいでしょう。

 また、アプリのショートカット設定を汚染しないおかげで「キーボードをつなげてがっつり作業」の選択肢を常に残しながら利用できるのも大きな利点です。iPadお絵描きの左手デバイスとして常用できる能力を持ちながらも、邪魔にならない2番手デバイスの位置にも立てることこそが、本機の真骨頂といえるでしょう。

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2024年05月17日 更新
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