こんにちは! refeiaです。
今回は製品レビューでもなく、時事ネタでもなく、「機材をちょっと自分向けにいじったり工作したりするの楽しいよ」という話をしようと思います。
気に入っているガジェットや改善ポイントをゆるっとお話ししていくので、気楽に読んでもらえるとうれしいです。章の見出しと写真を見て後は読み飛ばし、ぐらいでもいいかなと。
ともあれ、よろしくお願いします!
まずは液タブや板タブのレビューで使っている、オン荷重と検知可能な最大荷重を測る装置です。これは機材自体はいじっていないため今回のテーマと違いますが、ダサい工作なので挙げておきましょう。
昔の記事で少しだけ紹介したことがありますが、最近は数値だけ書くことが多かったため改めて紹介しておきます。見ての通り、アクリル板を切って接着しててんびんにしたもので、ペンを装着した側にオモリを乗せて筆圧を調節します。
摩擦もあり、中央への復元力もあるのでコツがいりますが、今のところ何とか役割を果たせています。今の悩みは、オン荷重は分かっても軽い筆圧への反応の自然さは測れないことと、ヒステリシス(押し下げる時と引き上げる時にそれぞれ少し粘る現象)を加味して値を取るのには自分の手と目の感覚ベースでしか対応できないことです。
でもこういった課題の解決は、簡単な工作ではかなわぬ夢です。
レビュー記事を読んでくださっている方なら有用さは同意してもらえると思いますが、個人的にうれしいのは初めて触る製品でペンを使ってみる瞬間です。ちょっと力をかけて筆圧検知が頭打ちになったときに、メガネをクイクイしながら「これは200g台前半かな……」みたいなことが言えるようになってしまったのです。
次は「Meta Quest 2」です。買った後、長らくハマれる用途がなかったのですが、今は「集中が持続しやすい読書/映像端末」としてマイブームになっています。
VRゴーグルは単体ではブラウザも使いづらく、被った状態ではスマホを見るのもままならないおかげで、目の前のメディアに集中させる力があります。映画館ほどではなくとも、近い効果を自宅で手軽に得られるのはかなりのうれしさですが、そもそも長時間使うにはいろいろと苦痛が伴うデバイスなのが難点です。
なので、いろいろ検討した結果ですが、今はおでこで支えるタイプのサードパーティーのヘッドバンドに交換して、遮光カバーからはクッションだけを取り外して、ゴムひもを付けて、カールコードの充電ケーブルを付けています。
そして、これをダクトレールに吊るすのです。
ゴムひものテンションのおかげで、ヘッドバンドを軽く締めてもズリ落ちてこず、重さの負担もほとんどありません。遮光カバーもクッションが無くなった分、顔に触れないギリギリで役割を果たしてくれています。もちろん動きのある使い方はできませんが、読書や映像鑑賞ならば気を張らなくても何時間も快適に過ごせるので、今は満足しています。
最近は使用頻度が落ちちゃいましたが、「PlayStation VR2」(PSVR2)のヘッドセットも多少カスタマイズしています。
PSVR2は比較的軽くて、おでこの上で支えるタイプなので装着感は良いです。それでも前重心な点と、接眼レンズのスイートスポットが小さくて像がぼやけやすく、4K/有機ELのクリアな表示が損なわれがちな点に不満が残ります。
そこで、ベルクロ式の荷締めバンドを付けて頭頂に負担を分散させ、鉛板をテープで覆ったものをベルクロテープで後部に貼り付けてバランスを取ります。これで装着感もより楽になり、ずれてくることが少なくなりますが、さらにもう一工夫を施します。
ヘルメットの用のインナーキャップをかぶった上に着けると、動いても後頭部がずり上がりづらく、像がぼやけなくなります。後はPSVR2のコンテンツの充実を待つだけですね!
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