NES風ミニPCにレトロなゲームパッド「8BitDo Controller」をつなげて遊んでみた(3/3 ページ)

» 2024年04月09日 12時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]
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本体内蔵の4型サブスクリーンをカスタマイズ

 AM02本体上部には、4型タッチディスプレイが内蔵されている。こちらはAM02では「サブスクリーン」という扱いだ。

4型タッチ操作可能なサブスクリーン 4型でタッチ操作可能なサブスクリーンを本体天面に搭載している

 通常は、黒地に白や赤のテキストが表示されているダークモード(AYA Spaceでは「ダークカラー」)だが、AYA Spaceを使うことで多少のカスタマイズが可能だ。例えば、ダークモードとライトモード(AYA Spaceでは「ライトカラー」)を切り替えたり、時刻表示を24時間表示と12時間表示で切り替えたり、簡易モードに切り替えたりなどだ。

ダークモードからライトモードへ ダークモードから……
ダークモードからライトモードへ ……ライトモードへ切り替えられる
AYA Spaceの設定画面 切り替え方法が分かりやすいAYA Spaceの設定画面
簡易モードとミニマリズムの切替画面 簡易モードとミニマリズムの切り替え画面
簡易モード 簡易モードでは日付が大きく表示される
ミニマリズムモード ミニマリズムモードでは日付が小さく表示され、見た目がシンプルだ

 今後のアップデートでカスタマイズの幅が広がる可能性もあるので、どこまでできるようになるのか期待したい。

NESを知らなくてもひかれるデザイン性の高さと性能の良さ

 AM02の国内販売は現時点では未定だが、一足先に出資受付が始まったIndiegogoでの正式なキャンペーンは、目標金額を超える28万559米ドルで終了した。

 引き続きIndiegogoでもAM02や8BitDo Controllerなどを購入できるが、技適取得などローカライズのことを考えれば国内での正式販売を待ちたいところだ。

 米国限定で販売されたNESを知らない地域や世代でも、4型ディスプレイを搭載しているAM02はカッコカワイイ見た目だと思うし、オフィスワークに何不自由なく使うことができる。メモリやSSDを換装しやすいのも好印象だ。

 デザイン性や性能の高さを兼ね備えたAM02。自宅での作業用にミニデスクトップPCを使ってみたい、と考えているのであれば選択肢の1つに加えてみてはどうだろうか。

そこにあるだけでもサマになる そこにあるだけでもサマになるAYANEO Retro Mini PC AM02

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※評価機は技適未取得機器でしたが、実験棟の特例制度の開設届出は提出、受付を完了した上で操作しています。

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