AM02本体上部には、4型タッチディスプレイが内蔵されている。こちらはAM02では「サブスクリーン」という扱いだ。
通常は、黒地に白や赤のテキストが表示されているダークモード(AYA Spaceでは「ダークカラー」)だが、AYA Spaceを使うことで多少のカスタマイズが可能だ。例えば、ダークモードとライトモード(AYA Spaceでは「ライトカラー」)を切り替えたり、時刻表示を24時間表示と12時間表示で切り替えたり、簡易モードに切り替えたりなどだ。
今後のアップデートでカスタマイズの幅が広がる可能性もあるので、どこまでできるようになるのか期待したい。
AM02の国内販売は現時点では未定だが、一足先に出資受付が始まったIndiegogoでの正式なキャンペーンは、目標金額を超える28万559米ドルで終了した。
引き続きIndiegogoでもAM02や8BitDo Controllerなどを購入できるが、技適取得などローカライズのことを考えれば国内での正式販売を待ちたいところだ。
米国限定で販売されたNESを知らない地域や世代でも、4型ディスプレイを搭載しているAM02はカッコカワイイ見た目だと思うし、オフィスワークに何不自由なく使うことができる。メモリやSSDを換装しやすいのも好印象だ。
デザイン性や性能の高さを兼ね備えたAM02。自宅での作業用にミニデスクトップPCを使ってみたい、と考えているのであれば選択肢の1つに加えてみてはどうだろうか。
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※評価機は技適未取得機器でしたが、実験棟の特例制度の開設届出は提出、受付を完了した上で操作しています。
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