AYANEOが元気だ。海外のクラウドファンディングサイト「Indiegogo」にて、ミニデスクトップPC第二弾となる「AYANEO Retro Mini PC AM02」(以降、AM02)を1月18日にスタートし、支援者への発送が2月から始まっている。
日本でも、リンクスインターナショナルが「AYANEO Retro Mini PC AM01」に続き、今後取り扱いを開始する予定だ。
編集部でも「試してみようじゃないか。Retro Mini PC02の性能とやらを」ということで実機を取り寄せたので、まずは開封の模様をお伝えしたい。
このAM02は、2023年11月10日(香港時間)にAYANEOが発表した「AYANEO REMAKE」構想に基づく製品の1つだ。「REMAKE(リメイク)」というだけあって、懐かしいPCやゲーム機のデザインをオマージュしつつ、中身は新しい、という“ネオレトロ”なアイテムだ。
AM02は、任天堂がファミリーコンピュータ(ファミコン)の海外版として開発した「Nintendo Entertainment System」(NES)をほうふつとさせる外観になっている。AM01が「Macintosh 128K」と呼ばれるようになった初代Macintoshをベースにしていたことを考えると、方向性はガラリと変わっている。
肝心の中身はというと、CPUにAMD Ryzen 7 7840HS(8コア16スレッド/3.8GHz〜5.1GHz)を全製品(Indiegogoにおいて)に搭載した以下の4種類を用意している。
また、Indiegogoでは無線のゲームコントローラーやキーボード、マウスパッドも追加が可能だ。
ベアボーンモデルを購入すれば、ハイスペックなゲーミングマシンを構築できそうだが、すぐに使いたいという思いから、編集部で選んだのは16GB+1TBモデルだ。内部にアクセスしやすい構造なので、メモリやSSDの換装も今後行う予定になっている。
では早速、パッケージを開けていこう。
AM02の外箱はかぶせ箱タイプ。フタを持ち上げると黒いウレタンの緩衝材があり、それを開けるとAM02が姿を現した。
続いて、パッケージの中身を見ていこう。
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