本体裏側のキックスタンドは、最大165度まで無段階で開ける。ヒンジの強度もしっかりしており、好きな角度で安定して使える。
オプションのカバーキーボードもリニューアルしている。本体底部の電子接点を使って接続する形式で、強力なマグネットとガイドによって簡単に着脱ができた。同じくオプションのペンを持ち歩くためのホルダーも付いている。
キーボード自体のクオリティーも高い。実測のキーピッチは約18×18mmと広めで、変則的な配置が少ない。ストロークも約1.5mmと、この手のキーボードとしては深めだ。キートップには緩やかなカーブがついており、指も安定しやすい。スイッチの感触も良く、キータッチはとても快適だ。
オプションのデジタイザペンは2ボタン式で、4096段階の筆圧検知に対応する。従来と比べるとペン自体が少し細長くなった他、ペン先も従来の樹脂のみから金属芯と樹脂を組み合わせた細いペン先となり、筆記時の直進性とペン傾斜時の視差が改善されているという。
充電はUSB Type-Cで行い、満充電までの充電時間が24分、満充電からの駆動時間は約17時間となっている。
書き味はやや硬めで滑る感触がある一方、確かに視差は少なく繊細な描画に向く印象だ。直進性改善の効果か、手書き文字や図形などラフな筆記も硬さの割には書きやすく感じた。
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