SwitchBotのミニプラグに不具合 「断続的にオン/オフを繰り返す、異音」などで該当製品の交換を呼びかけ

» 2024年04月17日 13時50分 公開
[山口恵祐ITmedia]

 スマートホーム製品を手掛けるSwitchBotは4月16日、同社の「SwitchBot プラグミニ」の一部製造ロットにおいて、想定よりも製品寿命が短く、故障しやすいことを確認したと発表した。該当製品のユーザーに対し、製造番号の確認と交換を呼びかけている。

photo SwitchBot ミニプラグ

 主に発生する故障内容は「電源が入らない/断続的にオンオフを繰り返す/表示ランプが点灯しない/異音がする」で、電気のショートや出火といった重大事故を引き起こすものではないとしている。

 該当する製造番号は2219、2220、2221、2224、2225、2226、2227、2231、2233、2235、2236、2237、2239、2240、2241、2245、2252、2309、2310、2313。

 SwitchBotは「主に2023年1月から2023年6月の期間中に販売されたもの」としているが、筆者が2022年8月に購入した同製品の製造番号は「2224」だった。

 SNS上では、同様の症状が発生しているようすを投稿しているユーザーもいる。また、該当しない製造番号でも不具合が多発しているといった指摘もあった。

 該当する製品を持っているユーザーは、公式サイトの手順に従って新品交換の手続きを行う必要がある。

 同社は今回の不具合について「重大事故を引き起こすものではない」としているが、断続的に電源のオンオフが繰り返されると、接続している機器側に不具合が発生する場合も考えられるため注意したほうがいいだろう。

photo SwitchBot ミニプラグの使用イメージ

 SwitchBot プラグミニは、コンセントを使う家電製品のオン/オフをスマートフォンアプリなどから遠隔操作できるようになるスマートホームデバイス。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年03月13日 更新
  1. 「MacBook Air」はM4チップ搭載で何が変わった? 実機を試して分かった買うべきユーザー層 (2025年03月11日)
  2. フルスペックの新型「Mac Studio」に触れて考える、Appleが提案するM3 Ultraチップの真価 (2025年03月11日)
  3. iPhone一体型キーボードケース「Clicks」で快適なキー操作を実現! しかし、あと一歩と感じる部分も…… (2025年03月12日)
  4. 「Windows 11 2024 Update(バージョン24H2)」の既知の不具合まとめ【2025年3月5日現在】 (2025年03月05日)
  5. 「Ryzen 9 9950X3D」はゲームになると“水を得た魚”になる限界突破CPU L3キャッシュ“爆盛”の破壊力をチェック (2025年03月11日)
  6. M4チップが載った新型「MacBook Air」に見る、AI時代に向けた進化とAppleの戦略 光の加減で色調が変化する新色スカイブルーにも注目 (2025年03月11日)
  7. Microsoftが「リモートデスクトップ」アプリのサポートを5月27日に終了 (2025年03月12日)
  8. スタンド込みで500g以下! 13.3型の激軽モバイルディスプレイ「PTF-M133A」を試す (2025年03月12日)
  9. 15周年を迎えたiPadの集大成! M3チップの新型「iPad Air」は買い替える価値があるのか 試して分かったこと (2025年03月10日)
  10. モンスターハンターワイルズが「GeForce NOW」プレイ可能に GPUスペックを気にせずPCやスマホで遊べる! (2025年03月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2025年