バッファロー製Wi-Fiルーターに脆弱性 対象機種は今すぐファームウェア更新を

» 2024年04月17日 15時30分 公開
[井上翔ITmedia]

 JVN(※1)は4月15日、バッファロー製Wi-Fi(無線LAN)ルーターに関する脆弱(ぜいじゃく)性に関する情報を公開した。該当製品はできる限り早くファームウェアの更新を行うようにしたい。なお、本件はバッファローも4月10日付で告知している

(※1)Japan Vulnerability Notes:JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)と情報処理推進機構(IPA)が共同で運営するポータルサイト

脆弱性の概要

 今回報告された脆弱性は、以下の2つとなる。

  • CVE-2024-23486
    • 脆弱性の内容:パスワードの平文保存(CWE-256
    • 深刻度(CVSSv3):6.5(警告)
    • 起こり得る問題:当該製品のログイン画面にアクセスできる攻撃者が、ルーターに設定した認証情報(アクセスポイントのパスワード/暗号化キーなど)を盗み取る
  • CVE-2024-26023
    • 脆弱性の内容:OSコマンドインジェクション(CWE-78
    • 深刻度(CVSSv3):6.8(警告)
    • 起こり得る問題:当該製品にログインできる攻撃者が、任意のOSコマンドを実行してしまう

 基本的に、上記の攻撃はローカル(LAN)側からアクセスしないと成立しない。しかし、ルーターの設定でインターネット(WAN)経由のアクセスを許可している場合は、外部から攻撃を受ける可能性がある

脆弱性の内容 脆弱性の説明(出典:バッファロー

影響を受ける機種と対処方法

 今回の脆弱性による影響を受けるWi-Fiルーターと、ファームウェアのバージョンは以下の通りとなる。脆弱性を解消するには、表記を“超える”バージョンのファームウェアにアップデートしよう。

  • CVE-2024-26023のみ
    • WCR-1166DS(Ver.1.32まで)
    • WSR-1166DHP(Ver.1.14まで)
    • WSR-1166DHP2(Ver.1.14まで)2
  • CVE-2024-23486とCVE-2024-26023の両方
    • WSR-2533DHP(Ver.1.06まで)
    • WSR-2533DHPL(Ver.1.06まで)
    • WSR-2533DHP2(Ver.1.10まで)
    • WSR-A2533DHP2(Ver.1.10まで)

 最新のファームウェアへのリンクはバッファローの特設サイトにまとめられている。

 なお、バッファローのWi-Fiルーターは、標準設定でファームウェアの自動更新が設定されているため、よほどのことがなければ脆弱性を解消したファームウェアに更新されていると思われる。

 現在適用されているファームウェアのバージョンを調べる方法は以下の通りだ。

  1. Webブラウザから管理画面にアクセス(ログインを実施)
  2. 「詳細設定」をクリック
  3. 「ステータス」項目にある「システム」か、「管理」項目にある「システム設定」を開く
  4. バージョン番号を確認する
一覧 脆弱性の影響を受けるルーターの一例。モデル名を確認して、該当する場合はファームウェアのバージョンを今すぐチェックしよう

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月13日 更新
  1. 6500円でデスクに新風! Thermalrightの小型液晶がヒット、背景にメモリ高騰? (2026年02月09日)
  2. ワコムが安い? 驚きの2025年を振り返り メモリ高騰におびえる2026年の「自作PC冬眠」と「次世代CPU」への期待 (2026年02月12日)
  3. 手のひらサイズの小型PCがお得に! GEEKOMが「冬セール」を開催中 (2026年02月12日)
  4. キンタロー。も驚くほぼ「入力ゼロ」の“次世代”確定申告 2026年の弥生は3つのAI活用とデスクトップ製品強化を両輪に (2026年02月12日)
  5. 新ARグラス「XREAL 1S」を試す 解像度と輝度が向上、BOSEサウンドで没入感アップ “3D変換”も大きな魅力 (2026年02月10日)
  6. 元Appleのジョナサン・アイブが手掛けるフェラーリ初EVの内装デザイン公開 物理ボタンとデジタルの融合 (2026年02月10日)
  7. アイ・オー、拡張ドック機能を備えたType-C接続対応の27型4K液晶ディスプレイ (2026年02月12日)
  8. マウス社長が3日間“フル参戦”した理由とは? 大阪・梅田のど真ん中で起きた“eスポーツ×地域振興”の化学反応 (2026年02月11日)
  9. 「雲」から降りてきたAIは「パーソナル」な存在になれるのか――開催から1カ月経過した「CES 2026」を振り返る (2026年02月12日)
  10. ASRock、“CPU起動トラブルを解決”するSocket AM5マザー用のβ版BIOSを公開 (2026年02月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年