バッテリー容量は56Whで、公称のバッテリー駆動時間(JEITAバッテリ動作時間測定法 Ver.3.0)では、動画再生時が約9時間、アイドル時は約18.1時間となっている。
バッテリー本体はユーザーが簡単に着脱できるカートリッジタイプを採用している。故障や劣化の際にもユーザー自身で交換できるので、ダウンタイム少なく使い続けられるメリットがある。
別売のオプションとして、100gほど軽量なバッテリーパック(S)(30Wh)も用意されている。付属のバッテリーパック(L)とあわせて、2種類のバッテリーを状況に応じて使い分けられる。
標準で付属するACアダプターは独自仕様で出力は85Wだ。USB PD(Power Delivery)にも対応しているため、対応した周辺機器を活用した使い方も可能だ。
CPUにはIntelのCore Ultra 7 165Hを搭載する。開発コード名「Meteor Lake」で知られる最新の高性能ノートPC向けモデルだ。
Core Ultraは、従来のIntel Core プロセッサ・ファミリーと異なり、Compute、Graphics、SoC、IOと4種類のダイをタイルとして組み合わせて1つのCPUパッケージとするタイルアーキテクチャを採用している。
メモリコントローラーや電力管理を担当するSoCタイルに、省電力を優先したLPEコアを統合しており、ComputeタイルのPコア、Eコアと合わせて、合計3種類のコアを最適に使い分ける仕組みとなった。
さらに、SoCタイルにはAI処理用のNPUコア(Intel AI Boost)も統合し、GraphicsタイルのGPUコアも刷新され、大幅に処理能力が向上している。
メモリは標準で32GB(LPDDR5X)を搭載する。ストレージはカスタマイズに対応しており、デュアルSSD構成が可能だ。インタフェースはメインSSDがPCIe 4.0 x4、セカンドSSDがPCIe 3.0 x4で、容量はいずれも最大2TBずつ、最大4TBの構成が可能だ。
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