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» 2024年04月28日 06時00分 公開
[山本竜也ITmedia]

Windows 10/11の4月度非セキュリティプレビュー更新プログラムが公開

 Microsoftは4月23日(現地時間)、Windows 10/11向けに2024年4月度の非セキュリティプレビュー更新プログラムをリリースした。Windows 11 23H2/22H2向けが「KB5036980」、Windows 10 22H2向けが「KB5036979」となる。

photo Microsoftが、Windows 10/11向けに4月度非セキュリティプレビュー更新プログラムの配信を開始した

 Windows11向けの更新プログラムでは、以下のような機能が追加されている。

  • 「スタート」メニューのおすすめセクションに、一部のMicrosoft Storeアプリを表示。「設定」→「個人用設定」→「スタート」からオフにできる
  • 頻繁に利用するアプリを「スタート」メニューのおすすめセクションに表示するようになる。スタートメニューまたはタスクバーにピン留めされていないアプリが対象
  • タスクバーのウィジェットアイコンを改善
  • ロック画面のウィジェットを改善

 なお、非セキュリティプレビュー更新プログラムは、月例のセキュリティ更新プログラムに先駆けて変更内容をプレビューする目的のものだ。適用は必須ではなく、オプションを有効にしていなければ自動でアップデートされない。アップデートしなかった場合、基本的には翌月のセキュリティ更新プログラムと同時に適用される。

「Slack AI」がデスクトップアプリでも利用可能に

 Salesforceは4月23日(日本時間)、ビジネスチャットツール「Slack」のWindows版およびmacOS版の最新版となるバージョン4.38.115をリリースした。これによって生成AIツール「Slack AI」が利用可能になった。

photo WindowsおよびMac版のSlackアプリでSlack AIが利用可能になった

 2月に発表されたSlack AIは、当初はEnterpriseプランの有料アドオンとして米国と英国でのみ提供されていたが、4月18日(現地時間)に全ての有料プランで利用可能となり、日本語にも対応した。

 日本ではプロプラン、ビジネスプランの有料アドオンとして、月額1200円で利用できる。ユーザーがアクセス可能なチャンネルやスレッドを要約したり、フォローしたいチャンネルの要約を毎朝ダイジェスト配信したり、Slack内の検索を会話形式で行ったりという機能が提供されている。

 Slackの社内分析によると、Slack AIを活用している顧客は、既に1ユーザーあたり毎週平均97分の業務時間を短縮しているとのことだ。

 なお、Windows版ではSlack AIのサポートの他、「Alt+`」を押したときにアプリメニューが開いてしまうという不具合が解消されている。

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