レノボ「Legion Go」の“強さ”はどれだけ変わる? 電源モードごとにパフォーマンスをチェック!【レビュー後編】(2/3 ページ)

» 2024年05月03日 12時00分 公開
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PCMark 10

 次に、PCの総合ベンチマークテスト「PCMark 10」の結果を見ていこう。

  • 総合スコア
    • 最適なパフォーマンス:6792ポイント
    • バランス:6431ポイント
    • トップクラスの電力効率:6006ポイント
  • Essentials(Webブラウジング/ビデオ会議)
    • 最適なパフォーマンス:1万434ポイント
    • バランス:1万215ポイント
    • トップクラスの電力効率:9512ポイント
  • Productivity(オフィススイート)
    • 最適なパフォーマンス:1万161ポイント
    • バランス:8809ポイント
    • トップクラスの電力効率:8005ポイント
  • Digital Content Creation(写真/動画編集)
    • 最適なパフォーマンス:8221ポイント
    • バランス:8023ポイント
    • トップクラスの電力効率:7722ポイント

 最適なパフォーマンス設定では、いずれのスコアも良好だ。EssentialsやProductivityでは1万ポイントを超え、Digital Content Creationも8000ポイントを超えた。GPU性能の良さがスコアに表れている。

 バランス設定やトップクラスの電力効率設定でも、スコアはそこそこ高い。ただ、最適なパフォーマンス設定と見比べると、特にProductivityテストではスコア差が大きくなっている。オフィススイートを構成するアプリも、意外とCPUやGPUを駆使するようになっている。そのことが如実に表れた結果ともいえる。

PCMark 10 PCMark 10の結果

3DMark

 次に、3Dグラフィックスのパフォーマンスをチェックする「3DMark」で幾つかのテストを実行した。主なテストの結果は以下の通りだ。

  • Fire Strike(DirectX 11ベース/フルHD描画)
    • 最適なパフォーマンス:7756ポイント
    • バランス:7707ポイント
    • トップクラスの電力効率:6879ポイント
  • Fire Strike Extreme(DirectX 11ベース/WQHD描画)
    • 最適なパフォーマンス:4095ポイント
    • バランス:4074ポイント
    • トップクラスの電力効率:3699ポイント
  • Fire Strike Ultra(DirectX 11ベース/4K描画)
    • 最適なパフォーマンス:2177ポイント
    • バランス:2132ポイント
    • トップクラスの電力効率:1980ポイント
  • Time Spy(DirectX 12ベース/WQHD描画)
    • 最適なパフォーマンス:3219ポイント
    • バランス:3091ポイント
    • トップクラスの電力効率:2545ポイント
  • Time Spy Extreme(DirectX 12ベース/4K描画)
    • 最適なパフォーマンス:1473ポイント
    • バランス:1443ポイント
    • トップクラスの電力効率:1272ポイント
  • Port Royal(DirectX 12ベース/RTテスト)
    • 最適なパフォーマンス:1523ポイント
    • バランス:1165ポイント
    • トップクラスの電力効率:1059ポイント

 いずれのスコアも、GPU統合型CPUとしてはかなり高い。設定次第な面もあるが、フルHD(1920×1080ピクセル)までの解像度であればゲームを十分に楽しめそうだ。

 ただし、トップクラスの電力効率設定の場合、高負荷のテスト(Time Spy ExtremeやPort Royal)では顕著なスコア(≒パフォーマンス)の低下が見られる。

3DMark 3DMarkの結果

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