次に、PCの総合ベンチマークテスト「PCMark 10」の結果を見ていこう。
最適なパフォーマンス設定では、いずれのスコアも良好だ。EssentialsやProductivityでは1万ポイントを超え、Digital Content Creationも8000ポイントを超えた。GPU性能の良さがスコアに表れている。
バランス設定やトップクラスの電力効率設定でも、スコアはそこそこ高い。ただ、最適なパフォーマンス設定と見比べると、特にProductivityテストではスコア差が大きくなっている。オフィススイートを構成するアプリも、意外とCPUやGPUを駆使するようになっている。そのことが如実に表れた結果ともいえる。
次に、3Dグラフィックスのパフォーマンスをチェックする「3DMark」で幾つかのテストを実行した。主なテストの結果は以下の通りだ。
いずれのスコアも、GPU統合型CPUとしてはかなり高い。設定次第な面もあるが、フルHD(1920×1080ピクセル)までの解像度であればゲームを十分に楽しめそうだ。
ただし、トップクラスの電力効率設定の場合、高負荷のテスト(Time Spy ExtremeやPort Royal)では顕著なスコア(≒パフォーマンス)の低下が見られる。
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