AIに予算20万円以下でピラーレスケースのビジネスPCを組んでもらって分かったことAIに聞く(6/6 ページ)

» 2024年05月04日 12時00分 公開
[王深紅ITmedia]
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生成AIごとのカラーは出たが精度はいまひとつ

 総じて言えるのは、ピラーレスケースをピックアップできておらず(Perplexityを除く)、ChatRTX(Llama2 13B int4)ではOSをWindows 10 Proとしたのはいいが、「これは最新バージョンの Windows であり、セキュリティの強化、生産性の向上、他の Microsoft 製品とのシームレスな統合など、ビジネスでの使用に必要なすべての機能を提供します」とのことだった。

 これは無料のChatGPT(GPT 3.5)も同様で、CPUにRyzen 7 5800Xを選んだのはいいが、GPUに「統合GPUを搭載(ビジネスPCなので独立GPUは不要)」とあるのはいただけない。

 それぞれで提案されたパーツ構成は、いずれも最新世代ではない“枯れた”(特にCPUやGPU)ものが多く、20万円をフルに使い切った構成が少なかった。ビジネスPCという“フワッとした”くくりも、現状の生成AIはあまり得意ではないのだろう。前回のゲーミングデスクトップPCのようにとがったチョイスは見られなかったが、生成AIごとにカラーが出たとも言える。

 そこで、最後は筆者なりに多少こだわったオススメパーツを下記にまとめた。

 ピラーレスケースの新モデルであるCorsairの「6500X Tempered Glass」を中心に、今Amazonで購入可能で予算20万円でできる限り高いパフォーマンスや快適な使い勝手、そしてホワイトカラーのパーツをまとめてみた。この構成なら、AIを使ったビジネス用途でも、ゲーミングでもそれなりに楽しめるはずだ。

 せっかくの連休中ということもあり、アキバのPCショップで店員さんとキャッチボールしながらのパーツ選定をできればいいのだが、まずは生成AIを活用して、理想の自作PCを組み上げるのも一興だ。

パーツ 型番 税込み価格
CPU Core i5-14500 4万4684円
CPUクーラー Thermalright Frozen Notte 240 WHITE ARGB 7429円
グラフィックスカード 玄人志向 GG-RTX4060-E8GB/SF 4万3209円
マザーボード ASRock B760M-HDV/M.2 D4 1万1580円
メモリ Acclamator OUNCE(16GB×2)DDR4-3200 9580円
ストレージ(SSD) Samsung 990 EVO 2TB(PCIe 4.0 x4) 1万9990円
電源ユニット ASUS Prime 750W 1万4460円
ケース Corsair 6500X Tempered Glass 3万1777円
OS Windows 11 Pro 1万6850円
合計 19万9559円
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