「ILMF mobile mouse」は、厚さが約28mmと薄く、しかも重量は約46gと軽い、持ち運びに便利な静音マウスだ。PCとの接続は2.4GHzワイヤレスで、USBレシーバーは本体裏側に格納できるので紛失を防げる。店頭の想定実売価格は2680円となる(税込み、以下同様)。
左クリックと右クリック、ホイールクリックに加え戻るボタンを搭載する。どのボタンもカチカチというクリック音が抑えられているので、カフェはもちろん、図書館など静かな場所での作業でも人目を気にする必要がなさそうだ。
個人的に「イチオシ!」と感じたのは、戻るボタンを搭載しているところだ。調べ物をする際、検索結果からリンクを開き、戻り、また別のリンクを開いて戻り……ということを繰り返すことがある。ブラウザの戻るボタンをわざわざクリックするのは面倒くさいし、いつもと違うキーボードを使っていると「Alt」+「←」をすぐに押せないこともある。そのようなときに、マウスを握っている中指をちょっと下げるだけで操作できる場所に戻るボタンがあるのは非常に便利なのだ。
実際に使ってみたところ、反応もよく、操作もしやすい。男性並みに手が大きいということもあり、筆者はこれまで小型や薄型マウスを遠ざけていたのだが、これは使いやすいと感じた。多分、指先側から手根部(手のひらの付け根近く)に向かってなだらかに盛り上がっているデザインが良いのだろう。手のひらのくぼみにぴったりとハマるので、疲れを感じることもなかった。
手の大きさによるだろうが、筆者の場合、ILMF mobile mouseの最も盛り上がっている部分が手のひら中央のくぼみにぴったりフィットした。そのおかげで、新しい道具を使い始めたばかりのときに感じがちな肩の張りなどは起きなかった上から見ると“ほぼ白”なのだが、置いた場所によってチラ見えするゴールド風のカラーリングも良い。どちらかの単色であったら、テンションがこれほど上がることはなかっただろう。恐るべし! エレコムデザイナーの底力だ。
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