重量は公称値で約780g、実測ではスタンド込みで866gとなる。スタンドを含むことを考えると、15.6型としては軽量な部類に入る。
HDMI接続をサポートしないことから付属のケーブルはUSB Type-Cのみとなり、付属品はキックスタンド、スリーブと非常にシンプルだ。
では実際に使ってみよう。接続方法はUSB Type-C一択で、本体左側面にポートがあるので、そこからケーブルで接続する。本体にはこれ以外のポートは省かれており、迷うことはないだろう。
表示の色合いはごく自然だ。斜め方向から見た時に多少暗く見えるように感じるが、全体としては許容範囲だろう。ノングレアパネルを採用しているため、反射もなく見やすいのは大きな利点だ。
使ってみてまず気になるのは、奥行きをかなり取ることにある。本製品の付属のスタンドは、縦置きでも本体を支えられるよう、かなり長めに設計されている。本体を横向きで使う場合、この長いスタンドを後方に伸ばすようにして本体を支えることになる。
そのせいで、壁際への設置や、ノートPCと背中合わせにして利用しようとすると、後ろにピッタリつけられないことになる。一方の縦置きが、こういった問題もなく角度の調整も可能なのとは対照的だ。スタンドを伸縮式にするなど、何らかの工夫は欲しかったところではある。
なお、Windows用のユーティリティー「ASUS DisplayWidget」を利用すれば、本体の向きを検知して画面を自動回転させることもできる。同社製品ではおなじみの機能だが、これらをひっくるめて、プラスもあればマイナスもあるという評価になる。
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