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狭い場所でも作業しやすいサンワサプライのペン型マウス「400-MAWBT202」 ChromebookやiPadなどにつないでみた結果(4/4 ページ)

» 2024年07月11日 17時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]
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Androidスマホと組み合わせてみる

 最後に、普通のAndroidスマホで試した結果も紹介したい。検証に使ったのは、サムスン電子の「Galaxy S23 Ultra」と、ZTEの「Libero 5G III」だ。

Android端末と400-MAWBT202 Android端末と400-MAWBT202の組み合わせ(写真はLibero 5G IIIと)

 Bluetooth接続では、両機種共に一般的なBluetoothデバイスと同様にペアリングできた。

設定画面その1 設定アプリから「Bluetooth」を開き、「スキャン」を開始する
設定画面その2 画面を下へとスクロールすると検索したデバイスが表示される。「Pen Mouse5.0」をタップする
設定画面その3 「Bluetoothペアリングの要求」が表示されるので「ペアリング」をタップする
設定画面その4 接続された

 その上で、ダブルクリックや右クリックといった一般的な機能も問題なく使える。

右クリック 右クリックボタンを使ったところ、右クリックメニューが表示された

 もちろん、USBレシーバーを使っての接続も問題なく行えた。

USB Type-Cハブを使って USB Type-Cハブを介してレシーバーを挿入する(写真はZTE Libero 5G III)

 「いや、スマホにマウス、不要でしょ?」と思われそうだが、例えばGalaxyの上位機種には、外部ディスプレイと接続するとミニPCのように使えるデスクトップモード「Samsun DeX」がある。

 DeXモードの利用時は通常、スマホのタッチパネルをタッチパッドとして使う。しかし、せっかくディスプレイがスマホ本体を含めて2枚あるのに、その片方を「カーソル移動操作用入力機器」にしてしまうのは、なんだか惜しい。できればサブディスプレイとして情報を表示したい。

 そこでマウスの出番なのだ。普通のマウスだと大げさな雰囲気になってしまう。しかし、400-MAWBT202なら、見た目的にも違和感が少ないと思う。

Dexを利用 Galaxy S23 Ultraをモバイルディスプレイに接続してDeXを利用している図。カーソル移動操作用デバイスとして、400-MAWBT202がぴったりだ

 400-MAWBT202はマルチペアリングタイプではない。そのため、先にペアリングしたデバイスのBluetoothがオンになっていると、新たなデバイスとのペアリングを行えない。

 使わない端末のBluetoothをオフにするか、遠ざけるか、もしくは使わないデバイスでのペアリングを解除をしておく必要がある。

 だが、400-MAWBT202には2.4GHzワイヤレス接続という“切り札”がある。USBレシーバーを使えば、有線接続のように端末をいくらでも切り替えられる。いくつも端末を持ち歩き、作業に応じて端末を切り替えたいというニーズにもピッタリハマる。

 400-MAWBT202はBluetoothでのマルチペアリングには対応しないが、マルチOS対応なので、今後もバッグに忍ばせておき、都度活用していきたい。

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