Ryzen AI 9 HX 370の採用はダテではない! エレガントで洗練された「ZenBook S 16 UM5606WA」を試して分かったこと(2/6 ページ)

» 2024年08月01日 11時00分 公開
[マルオマサトITmedia]

Copilot+ PC体験はx64版Windows 11の対応待ち

 本機は、50TOPSのNPUを統合するRyzen AI 9 HX 370を搭載しており、メモリは32GB(LPDDR5X-7500)、ストレージは1TBのSSD(PCIe 4.0 x4対応)だ。Copilotキーも装備しており、Microsoftが推進するCopilot+ PCの要件を満たしている。

 しかしながら、Copilot+ PCでうたわれる新しいAI体験については「Windows 11の対応待ち」という状態で、現段階では本製品では体験できない。そして、COMPUTEX TAIPEIの発表会ではCopilot+ PCとして紹介された本製品も、製品版では「Copilot+ PC」とはうたわれていない。現状はいわば「Copilot+ PC Ready PC」(これは筆者の造語である)という状態になっている。

 それにしても、Windows 11にArm版とx64版が存在するのはややこしい。同じなのはUIだけで、ハードウェアの違いを吸収しておらず、リリース/アップデートの提供タイミングも異なるとなれば、完全に別物だ。同じWindows 11という看板を掲げていることに違和感……というより、戸惑いを覚えるのは筆者だけだろうか。

ASUS JAPAN Ryzen AI 300 シリーズ Copilot+ PC Ready Ceraluminum セラルミナム 16型 Ryzen AI 9 HX 370は、50TOPSのNPUコアを統合しており、タスクマネージャーではNPUの存在が確認できる
ASUS JAPAN Ryzen AI 300 シリーズ Copilot+ PC Ready Ceraluminum セラルミナム 16型 メモリはLPDDR5X-7500を32GB搭載している
ASUS JAPAN Ryzen AI 300 シリーズ Copilot+ PC Ready Ceraluminum セラルミナム 16型 ストレージは1TBのSSD(PCI Express 4.0 x4)を備える。評価機ではMicron製のSSDを搭載していた
ASUS JAPAN Ryzen AI 300 シリーズ Copilot+ PC Ready Ceraluminum セラルミナム 16型 CrystalDiskMark 8(ひよひよ氏・作)のスコア。PCI Express 4.0 x4対応SSDとしては特に高速ではないが、十分に快適に使えるだろう
ASUS JAPAN Ryzen AI 300 シリーズ Copilot+ PC Ready Ceraluminum セラルミナム 16型 原稿執筆時点ではCopilot+ PCがうたう新しいAI体験は利用できない、評価時点では、Windows Studio Effectsも利用できなかった

新素材採用のエレガントでスリムなボディー

 ボディーは大判でスリムに仕上がっている。約353.6(幅)×243(奥行き)×11.9〜12.9(厚さ)mm、重量は約1.5kgだ。画面占有率が約90%と狭額縁デザインを採用しており、スタイルの良さが際立っている。MIL-STD-810Hに準拠したテストをクリアする耐久性も備える。

 ASUSが独自に開発したというセラミックとアルミニウムを融合させた新素材「Ceraluminum(セラルミナム)」を採用するのもポイントだ。硬度が高く、耐摩耗性、耐食性にも優れており、美しい外観を長く保つことができるという。さらに、100%リサイクル可能で、サステナビリティーの観点からも優れているようだ。

 実際に触れてみると、すべすべとした手触りで皮脂も付きにくく、絶妙な上質感が伝わってくる。薄型ながらカッチリとしていて、安心して持ち運びもできる剛性感もある。

ASUS JAPAN Ryzen AI 300 シリーズ Copilot+ PC Ready Ceraluminum セラルミナム 16型 16型の画面を搭載しながら12.9mm厚(最厚部)のボディーはスタイルの良さが際立つ
ASUS JAPAN Ryzen AI 300 シリーズ Copilot+ PC Ready Ceraluminum セラルミナム 16型 新開発のCeraluminum(セラルミナム)素材を採用し、質感高く仕上がっている
ASUS JAPAN Ryzen AI 300 シリーズ Copilot+ PC Ready Ceraluminum セラルミナム 16型 底面の奥側に放熱口と、5mmほどの高さがあるしっかりしたゴム足がある
ASUS JAPAN Ryzen AI 300 シリーズ Copilot+ PC Ready Ceraluminum セラルミナム 16型 前面。下部中央がくぼんでおり、カバーはすんなりと開けられる
ASUS JAPAN Ryzen AI 300 シリーズ Copilot+ PC Ready Ceraluminum セラルミナム 16型 背面のデザインも洗練されている
ASUS JAPAN Ryzen AI 300 シリーズ Copilot+ PC Ready Ceraluminum セラルミナム 16型 左側面にUSB Type-C(USB4 Gen 3x2)が2基あり、どちらも充電端子として利用できる
ASUS JAPAN Ryzen AI 300 シリーズ Copilot+ PC Ready Ceraluminum セラルミナム 16型 右側面にはUSB Standard-A(USB 3.2 Gen 2)と、SDメモリーカードスロットがある
ASUS JAPAN Ryzen AI 300 シリーズ Copilot+ PC Ready Ceraluminum セラルミナム 16型 画面の角度は最大120度まで開く。重量バランスの関係か、あまり大きくは開かない

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