大柄なボディーだが、キーボードはテンキーレスでゆったりと配置されている。アイソレーションタイプで実測のキーピッチは幅が約19mm、縦が約18mmとなる。キーストロークのスペックは不明だが、触った感覚では1.5mmくらいはありそうだ。スイッチも反発が強すぎず、タッチ感は良好である。カーソルキーはやや小さめだが、独立して配置されているので操作のしにくさは特に感じない。Copilotキーも装備する。
キーボードの手前には、独自のスマートジェスチャー機能を備えたタッチパッドを装備する。150(幅)×100(奥行き)mmと非常に大きな面積を確保しており、端部を使って輝度調整や音量調整、早送り/巻き戻し操作が行えるようになっている。便利ではあるが、キーボードでも操作できる輝度や音量をあえてパッドの端を使った曖昧な方法で操作したいかと考えると、実用性は疑問だ。とはいえ、Windows標準のジェスチャー機能含めて操作感はとても良い。
通信機能はWi-Fi 7対応の無線LANとBluetooth 5.4を標準で装備する。
USB端子は、USB Type-C(USB4 Gen 3x2)が2基、USB Standard-A(USB 3.2 Gen 2)を備えている。USB Type-Cは2基ともUSB PDによるPCへの給電と画面出力(DisplayPort Alternate Mode)にも対応する。また、HDMI出力、ヘッドセットの各端子、フルサイズのSDメモリーカードスロットも備えており、使いやすい内容といえるだろう。
Webカメラは約207万画素で、顔認証用のIRカメラも統合している。なお、Windows Studio Effectsによるカメラ効果は、評価時点では利用できなかった。
2基のUSB Type-C端子はUSB4対応で、USB PDによるPCの充電、画面出力(DisplayPort Alt Mode)に対応する。奥側にHDMI出力、手前側はヘッドセット(ヘッドフォン/マイク兼用)端子がある
右側面にはUSB Standard-A(USB 3.2 Gen 1)を装備する。SDメモリーカードスロット(SDXC対応)は速度規格の記載がないが、手持ちのUHS-IIカードは本来の性能で使うことができた
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