NVIDIAがMediaTekと協業し、可変リフレッシュレート技術「G-SYNC」をMediaTekのディスプレイ用チップに統合すると発表した。現時点で3モデルのディスプレイが対象となっている。
これまで、G-SYNCはディスプレイに関するさまざまな機能を提供しているものの、全てを利用するには別途専用のモジュールが必要だった。今回、G-SYNCのフル機能をMediaTekのモニタースケーラーに統合することで価格を抑え、より幅広いモデルで提供できるようになるという。
G-SYNCではモーションブラーの低減(Ultra Low Motion Blur/Pulsar)、可変リフレッシュレート(VRR)、レイテンシの低減や計測機能(Reflex/Reflex Analyzer)などの機能を提供している同時にG-SYNC対応のMediaTek製スケーラーを搭載した製品として、Acer「Predator XB273U F5」、AOC「AGON PRO AG276QSG2」、ASUSTeK Computer「ROG Swift 360Hz PG27AQNR」の3モデルが明らかになった。いずれもG-SYNC Pulsarをサポートし、2560×1440ピクセルの解像度/リフレッシュレート360Hz/HDRに対応する。
GPUの「レイトレーシング処理」改良の歴史をひもとく【GeForce RTX 40シリーズ編】
本当に「ネイティブ超え」をしたのか? 新ツール「ICAT」で検証するNVIDIAの最新超解像技術の実力
NVIDIAがゲームにおける“遅延の少なさ”の重要性を説くイベントを開催 実際にプレイしてグラフィックスカードを当てよう!
NVIDIAがクラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」の直接提供を開始 無料プランや最大4K/120Hzで楽しめる“完全版”も用意
NVIDIA、2つのGPUダイを採用した新GPUアーキテクチャ「Blackwell」発表 電力効率25倍、AI性能は30倍にCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.