NVIDIAがMediaTekと協業してG-SYNCをディスプレイ用スケーラーに統合

» 2024年08月21日 14時30分 公開
[ITmedia]

 NVIDIAがMediaTekと協業し、可変リフレッシュレート技術「G-SYNC」をMediaTekのディスプレイ用チップに統合すると発表した。現時点で3モデルのディスプレイが対象となっている。

NVIDIAがMediaTekと協業し、G-SYNCのモジュールをMediaTekのディスプレイ用チップに統合する NVIDIAがMediaTekと協業し、G-SYNCのモジュールをMediaTekのディスプレイ用チップに統合する

 これまで、G-SYNCはディスプレイに関するさまざまな機能を提供しているものの、全てを利用するには別途専用のモジュールが必要だった。今回、G-SYNCのフル機能をMediaTekのモニタースケーラーに統合することで価格を抑え、より幅広いモデルで提供できるようになるという。

G-SYNCではモーションブラーの低減(Ultra Low Motion Blur/Pulsar)、可変リフレッシュレート(VRR)、レイテンシの低減や計測機能(Reflex/Reflex Analyzer)などの機能を提供している G-SYNCではモーションブラーの低減(Ultra Low Motion Blur/Pulsar)、可変リフレッシュレート(VRR)、レイテンシの低減や計測機能(Reflex/Reflex Analyzer)などの機能を提供している

 同時にG-SYNC対応のMediaTek製スケーラーを搭載した製品として、Acer「Predator XB273U F5」、AOC「AGON PRO AG276QSG2」、ASUSTeK Computer「ROG Swift 360Hz PG27AQNR」の3モデルが明らかになった。いずれもG-SYNC Pulsarをサポートし、2560×1440ピクセルの解像度/リフレッシュレート360Hz/HDRに対応する。

G-SYNC対応のMediaTek製スケーラーを搭載した製品となる3モデル G-SYNC対応のMediaTek製スケーラーを搭載した製品となる3モデル

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