日本HPの「HP OmniBook X AI PC」は、SoCにSnapdragon X Elite(X1E-78-100)を搭載する薄型軽量の14型ノートPCだ。Microsoftが定義する「Copilot+ PC」の要件を満たし、Windows 11が提供する新しいAI体験が得られるPCとなっている。
日本HPによる直販価格は24万9700円(税込み、以下同)で、現在はキャンペーン価格として22万4730円となっている。今回は実機によるテストを通して、実際の性能や使い勝手を検証していこう。
HP OmniBook X AI PCは、スリムなフォルムと「セラミックホワイト」と名付けられたホワイトカラーが印象的なボディーだ。セラミックを連想させる色と高い質感に仕上げられている。ボディーのサイズは約312(幅)×223(奥行き)×14.3〜14.4(高さ)mm、重さは約1.34kgだ。
公称のバッテリー駆動時間は約26時間となっている。これは同社の独自基準に基づくもので、インターネット接続なし(Wi-Fi機能はオン)、ディスプレイの輝度が200ニト、フルHDの動画再生時という条件下によるものだ。実際はもう少し短くなるだろう。
それでも、電力効率に優れるSnapdragon X Elite(X1E-78-100)を搭載しながら、バッテリー容量も60Whと大容量なので、かなりの駆動時間は期待できそうだ。
付属のACアダプターはUSB PD(Power Delivery)対応で、最大出力は65Wとなっている。30分でバッテリーを50%まで充電できるファストチャージにも対応している。実測のサイズは55(幅)×95(奥行き)×23(高さ)mm、電源ケーブル込みの重さは301gだった。
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