繰り返しですが、ドコモ光 1ギガでも通信に詰まることは基本的にありません。ただ最近、大容量のデータ(動画や高解像度画像)のやり取りをすると「ちょっと遅い?」と思うことが増えました。
ダウンロード/アップロードに使うデバイス(PCやスマートフォン)、ネットワーク機器、ネットワーク回線、そして接続先のクラウドストレージ(サーバ)――データのやり取りが遅くなる際にネックとなる部分は、いろいろと考えられます。ただ、以下の状況を踏まえるとインターネット回線を増速すれば一定の効果が得られるのではないかとの結論に至りました。
10ギガの戸建てタイプの場合、月額料金は660円増しとなります。また、ホームゲートウェイのレンタルが有料対応で月額550円の追加出費も必要です。トータルで月額1110円増しとなりますが、その辺は携帯電話の回線契約を見直すことで十分にカバーできます。
また、昨今は1Gbps超の通信に対応するPCや無線LANルーターをレビューする機会が増えてきたので、より高速な回線で使いたいという意図もあります。
もっというと、最近は一部時間帯でドコモの5Gの方が下り通信(データの受信)が速いことがあるのも、切り替えの判断に至った理由でもあります。上り通信(データの送信)やPING(応答速度)は、どの時間帯でも光回線の方が圧倒的に速いのですが。
筆者の自宅リビングでドコモの5Gのスピードテストをすると、PINGの遅さはさておいて、下り通信速度は少なくとも100Mbpsは出るようになりました。時間帯によっては光回線よりも速いこともある……のですが、さすがに上り通信速度は超が付くほど遅いので、上り通信をそれなりに行う身からすると「5Gにまとめる」という選択肢は浮かびません1Gbpsから10Gbpsに切り替えると決めたら、早速行動……と行きたいところですが、切り替えが完了するまでにも紆余(うよ)曲折がありました。次回は、切り替え手続きのプロセスを詳説していきます。
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