Googleは10月29日(現地時間)、デスクトップ版Chrome向けに、新しいパフォーマンスコントロール機能をリリースした。これを利用すると、デスクトップ上のリソースの使用方法をより細かく制御できるようになるとしている。
今回リリースされたのは、パフォーマンス検出ツールとメモリセーバーの新モードだ。
パフォーマンス検出ツールは、Chromeの潜在的なパフォーマンスの問題を事前に特定し、解決策を提案するというものだ。例えば、現在使用しているタブを高速化するために、他のタブを非アクティブにすることを提案する場合がある。表示されるアラートから「今すぐ修正」をクリックするだけで、提案が適用される。
メモリセーバーは、使用してないタブのメモリを開放するという機能だ。従来はオンとオフしかなかったが、新たに「適度」「バランス重視」「最大」の3つのモードが追加された。
これらの機能は、Chromeの「設定」→「パフォーマンス」から変更できる。
Googleは10月29日(現地時間)、デスクトップ向けChromeの安定チャネルをアップデートした。アップデート後のバージョンは、WindowsおよびmacOSが「130.0.6723.91/.9」、Linuxは「130.0.6723.91」となる。
本バージョンでは、以下の2つの脆弱(ぜいじゃく)性が修正されている。カッコ内はそれぞれの深刻度だ。
特別な理由がない限り、早急にアップデートすることが推奨されている。通常は自動的に更新されるが、Chromeの右上に表示されるメニューから「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を表示することで手動での更新も可能だ。
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