東日本旅客鉄道(JR東日本)は11月29日、米Valveのゲーム配信プラットフォーム「Stream」を通して販売している「JR東日本トレインシミュレータ(JR East Train Simulator)」について、12月6日からNVIDIAのクラウドゲーミングプラットフォーム「GeForce NOW」に対応する予定であることを発表した。これにより、JR東日本トレインシミュレータを楽しめるプラットフォームが拡充される。
GeForce NOWでは、JR東日本トレインシミュレータの「基本パック」(2980円)はもちろん、DLCとして提供される路線パック(1つ2980〜6960円)、実際の動作やプレイ感を試せる「体験版」(無料)も楽しめる。
JR東日本トレインシミュレータは、音楽館がJR東日本に納入していた乗務員(運転士)訓練用シミュレータをベースに開発されたゲームだ。鉄道の訓練用シミュレータはCGを使って作られることも珍しくないが、音楽館のそれは実写映像をもとに作られることが特徴で、本ゲームも実写映像で運転体験を楽しめるようになっている。
ただそれだけに、従来は快適にプレイするためにはスペックのそこそこ高いWindows PCが必要だった。今回、GeForce NOWに対応することで強力なCPU/GPUを備えないWindows PCはもちろん、以下のプラットフォームでも本ゲームを楽しめるようになる。
日本におけるGeForce NOWは、NVIDIAが直接提供するサービスの他、KDDIを通して提供される「GeForce NOW Powered by au」の大きく2種類が用意されている(参考記事)。JR東日本トレインシミュレータをGeForce NOWで楽しむ場合は、JR東日本トレインシミュレータ(基本パック/DLC)をSteamで購入した上で、GeForce NOWのメンバーシップ(サブスクリプション)を契約する必要がある。
NVIDIAと直接契約する場合のメンバーシップコースと料金は以下の通りだ。
(※1)月間合計100時間まで(余った分は翌月に15時間まで繰り越し可)。ただし、2024年内に加入(契約)したユーザーは2025年内は月間制限なしで利用できる
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.