最近、「自分はフリーランサーだ」と伝えると、「いいね」と言われることが多くなった。その理由を聞くと「自由そうだ」「会社員より稼いでいそう」「好きなことを仕事にできていてうらやましい」という内容だった。
しかし、当のフリーランスからすると、必ずしもいい面ばかりではない。フリーランスにはフリーランスの悩みがあるのだ。
そんなフリーランスたちの本音を集めた110本の投稿の中から、厳選した65本を紹介する「フリーランスはつらいよ」展示会が2月1日〜2日に「MIL 2ND」(東京都渋谷区)で開催された。
PFUが手掛ける本イベントに、当事者たる筆者が足を運んだ。その展示内容や本展示会の狙いをレポートする。
JR山手線の原宿駅と東京メトロ表参道駅の中間付近、キャットストリートを北へ少し歩けば展示会会場のMIL 2NDが現れる。入口付近には「フリーランスはつらいよ」の看板を掲げたPFU社員が立っていた。聞けば彼も展示物の“1つ”だと言う。
何でPFUがフリーランス? と思う人もいるかと思うが、同社はドキュメントスキャナ「ScanSnap」シリーズをフックに、フリーランスや個人事業主を支援してきた。
会場に展示されているのは、フリーランスから集めた“本音”に、PFU社員や家族が全力でそれを再現した写真という組み合わせのパネル、本音から連想される“モノ”、そして「レンタルなんもしない人」だ。
ここでは、展示物の中から「そうそう、これなのよ」と力を込めて共感したものをいくつか紹介していきたい。
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