薄型軽量デザインのプレミアムモデルという位置付けとなるノートPCのSwiftシリーズについても新製品が展示されていた。基本的にどのモデルもAI PCとなっている。
「Swift Edge 14 AI」は、マグネシウムアルミニウム合金製のケースを採用することで、1kg以下の重さを実現している。ディスプレイは3Kという高解像度とOLED(有機EL)、そしてCorning Gorilla Matte Proを採用することで、まるで印刷物のような見え方を実現している。当初、筆者は動作しないモック品かと思ってしまったほどだ。
コストパフォーマンスに優れ、幅広い用途に対応するというAspireシリーズ。こちらも基本的にどのモデルもAI PCという位置付けだ。
「Aspire 14/16 AI」は薄型軽量のアルミニウム製シャシーを採用したスタンダードなモデルで、搭載CPUのモデルがIntel、AMD、Qualcommとラインアップが豊富なところが特徴だ。
プロジェクター製品としては、超短焦点でタッチ操作ができる新製品の「PD1520Us」が動作可能な状態で展示されていた。
AOSPベースのシステムが組み込まれており、プロジェクター単体で動作が可能。タッチの認識については、上部のカメラを手で覆うとタッチが認識されなくなったことから、画像認識技術も活用されていると考えられる。
AIでリアルタイム翻訳を行うイヤフォン「AI TransBuds」が展示されていた。Google MeetやTeamsなどあらゆるコミュニケーションソフトで使用でき、話し手が片耳だけ装着すれば翻訳が実現できる。
例えば話者が中国語を話すと、聞いている側は日本語で聞こえるといった具合だ。サービス開始は7月末で、第2弾として10月にアジア、米国、欧州で展開される見込み。アジアに日本は含まれているという。
サービスの料金について現時点では最初の100時間は含まれており、それ以降は5時間で10米ドル必要になる課金ビジネスモデルだという。サポートしている言語は15言語(ドイツ語、英語、スペイン語、フランス語、フィリピン語、イタリア語、インドネシア語、日本語、韓国語、マレー語、ポルトガル語、ロシア語、タイ語、ベトナム語、中国語)だ
COMPUTEX TAIPEI 2025の2日目に発表されたミドルレンジ向けGPU「Radeon RX 9060 XT」を搭載するグラフィックスカード「Nitro Radeon RX 9060 XT OC 16GBが展示されていた。
データ通信用のモバイルルーターやUSBモデムといった製品も展示されていた。
「Acer Enduro Connect M3 Mobile Wi-Fi」(日本未発売)の後継製品となる「Acer Connect M4 5G Mobile Wi-Fi」は、8000mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、最大28時間の動作に対応する。Tri-SIM(Nano SIM、eSIM、vSIM)に対応しており、vSIMは設定画面を見る限り、SIMO社が採用されているようだ。チップセットはMediaTekだった。
「Acer Connect D5 Pro 5G Dongle」は、5Gに対応したUSBモデムだ。最大3.2Gbpsのアップリンクレートと、4x4 MIMOのサポートによる低遅延接続で優れた速度を実現するという。
「AI X1 Pro」と「MS-A2」推しのMINISFORUMブースでは、AI NASキット「N5 PRO」が分解されていた
スリムデスクトップPCのパワーアップに福音? ZOTACが「GeForce RTX 5060」のロープロファイルカードを参考展示
折りたためばポケットに入る! 8型のフォルダブルカラーE Ink電子ペーパーを見てきた
赤じゃないけどポッチ付き! 分割で無線でコード名は「π」(パイ)の“HENTAI”キーボードをTex Electronicsで見てきた
生成AIが笑ってしまうほど高速に――Qualcommが450TOPSの“外付け”NPUを開発 Dell Technologiesのx86ノートPCに搭載Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.