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「Windows 11 2024 Update(バージョン24H2)」の既知の不具合まとめ【2025年7月16日現在】

» 2025年07月17日 12時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 Microsoftが2024年10月1日(米国太平洋時間、以下同)から順次配信している最新のOSアップデート「Windows 11 2024 Update(バージョン24H2)」。次期バージョンの足音も聞こえてきたところだが、いまだに軽微な不具合が報告されることもある。

 この記事では、Windows 11 2024 Updateにおいて2025年7月17日時点における既知の問題の情報をまとめる(一部は過去のバージョンにも影響する)。なお、2025年7月3日時点の情報については別の記事で紹介している。

最新バージョン Windows 11 2024 Updateの一般向け最新ビルドは「26000.4652」となる

繁体中国語IMEが正常に動作しない(過去バージョンにも影響あり)

 Windows標準の繁体中国語IME「Microsoft Changjie」を使っている環境に2025年7月のセキュリティ更新プログラムを導入すると、以下の問題が発生することがある。

  • 完全なコンポジションを入力した後に、単語を形成/選択できない
  • スペースキーが反応しない
  • 正しくない/ゆがんだ単語が出力されてしまう
  • 変換候補ウィンドウが正しく表示できない

 これらの問題は、以下のWindowsで確認されている。

  • Windows 10(バージョン1607以降)
  • Windows 10 Enterprise LTSC 2016
  • Windows 11(バージョン22H2以降)
  • Windows Server(Windows Server 2016以降)

 Microsoftで現在、本事象に対する対応を進めている。それまでの間は、以下の手順で旧バージョンのMicrosoft Changjieを使うことで問題を回避可能だ。

  1. 「設定」を開く
  2. 「時刻と言語」をクリック(タップ)
  3. 「言語と地域」をクリック
  4. 「繁体中国語」項目にある三点リーダーをクリック
  5. 「言語のオプション」をクリック
  6. 「キーボード」項目の「Microsoft Changjie」にある三点リーダーをクリック
  7. 「キーボードオプション」をクリック
  8. 「全般」をクリック
  9. 「互換性」項目にある「以前のバージョンの Microsoft Changjie を使用する」オンにする

トラステッド起動が無効な「Azure 仮想マシン」が正常に起動できない(解決済み)

 「Azure 仮想マシン(Azure Viertual Machines)」上で稼働している本バージョン、または「Windows Server 2025」に2025年7月のセキュリティ更新(KB5062553)を適用すると起動に失敗することがある事象が報告された。

 この事象は、当該の仮想マシン(VM)においてトラステッド起動」が無効で、かつ当該OSにおいて「VBS(仮想化ベースのセキュリティ)」をレジストリーキーで有効にしている場合に発生する。以下のポイントを全てを満たしている場合は、条件に当てはまる。

  • VMが「標準(Standard)」として作られている
  • VMから起動したWindowsで「システム情報(msinfo32.exe)」を実行し、「仮想化ベースのセキュリティ」項目の値が「実行中」
  • VMに「Hyper-V ロール」がインストールされていない

 本件は、当該のVMにおいてトラステッド起動を有効化すれば回避できる。また、Microsoftでは本件への対処として7月13日から不定期更新(KB5064489)の配信を開始した。本事象が発生する可能性のある環境では、KB5062553の代わりにKB5064489を適用するとトラステッド起動を無効にした状態でも事象を回避可能だ。

回避策 本件の回避策として、Microsoftは不定期更新「KB5064489」の配信を開始したが、MicrosoftではAzure 仮想マシンでWindows 11を稼働する場合はトラステッド起動を求めているので、よほどの事情がない限りAzure 仮想マシンのトラステッド起動を有効化することを推奨する

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